ミッドランドスクエアの屋上展望台には二階建てのシャトルエレベーターで一気に昇るようになっている。地階から41階までキュイーン!と上がってしまうのであるが不思議と耳がツーンとしなかった。でもあまりに早いので、もう少しゆっくりと上がって行って欲しいという声もあったことは確か。
チケット売り場からは地下帝国のような薄暗く演出されたエスカレーターやドーム状の通路で期待感は高められていくのであるが、根本的にこの展望台はドーモ良くない。どう良くないのかと言えば、コチラ・・・
展望デッキスペースと外壁となるガラス部分との間に妙な空間が存在しており、直下の風景を望めないのである。いや、そればかりではない・・・
この異様な光景、わかるだろうか?この展望台は風雨をしのぐために屋根となる部分が一切ないのである。しかも、二層構造になっていて、作ろうと思えば上階のデッキの下部を待避所にして雨に濡れないようにすることもできたのであるが、微妙に上階の通路と下階の通路の位置をずらし、スタート地点となる上階からゴールとなる下階まで展望台内を約一周する道中、完全に雨の掛からない部分が意図的に設けられていないのである。
雨合羽はミッドランドスクエアが無料で配布してくれるけど、突風などによる転倒を憂慮しているため、傘の使用は禁止されている。
途中から合流したジロー君(ゴリモンさんの連れてきた親指大の超ミニチュア太陽の塔。そもそも太陽の塔の模型を「タロー君」と呼称することが、大きな間違いなのであるのだけれども・・・)もお怒りのようである。
とは言っても至近距離からスパイラルタワーズを見下ろすことが出来るのはここだけなので、竣工後もまた見に来るのだろうなあと思う。
ちなみに、ミッドランドスクエアの低層棟はショッピングモールになっている。なんというか、内装の質感とか雰囲気や気合は東京のミッドタウンと似ているような気がした。特に面白かった仕掛けが下の写真である。かなり楽しめるので興味の有る人は正午ジャストとかに行ってみるといいかも。
ミッドランドスクエアを後にした我々は一路、栄にあるロボットミュージアムを目指すのであった。
なんでこんなに無機質で楽しくなさそうなんでしょうか。スゴイな。
これは他の展望室ではなかなか味わえないよ。
ミッドランドスクエアは雨の日に行かれることをお薦めします。