まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

まっしゅ、初めて新幹線のグリーン車に乗る!

2016年01月25日 23時17分29秒 | ぶつぶつ


西日本地方における数十年に一度の寒波到来に先駆けて、いつも乗る時間より2時間早い便に予定を変更し、万が一にも長時間停車や最悪列車ホテルになることも想定して、グリーン車にした。とは言ってもEX予約のポイントプログラム特典によるものだから、実質負担額は普通車と変わらない範囲での利用である。



座席の幅よりもむしろ、前後の奥行き広がりがものすごく心地いいことに気が付いた。



リクライニングの稼働も普通車とは比べ物にならないほどスムーズだし、深く倒れ込む感じが素敵。



床はビニル系ではなくカーペット。そして床のカーペットと同じ記事のフットレストは土足用で、その裏面は靴を脱いで利用するための面になっている。



ほどなくして、(検札よりも前に)女性客室乗務員がおしぼりを配布してくれる。



日清紡のおしぼり。割と厚手の生地になっている特注品である。



検札は柔らかい物腰の女性客室乗務員で、検察の対応も細やか。検札後も何かとさりげなく通路を移動して、弁当ガラの柄の回収などをやってくれる。



窓際の壁は珪藻土風のしつらえになっていて、和の雰囲気を醸し出している。



暖色で落ち着いた間接照明、落ち着いたブラウン系のシート、前後にスライドできるメインテーブル、アームレストに格納されているサブテーブル、読書灯・・・などなど。更にテーブルの縁の転落防止の突起高さは普通車よりも高くなっているとか、ほんの少しの贅沢の積み重ねがグリーン車を形作っているようである。



昼間の明るいうちも日が暮れてからも、ずっとずっと居心地がよくて、隠れ家的な書斎にいるよう。



読書灯のスイッチのとなりのスイッチは座面ヒーターか?



外はものすごく寒いのに、フットレストに足を置くために靴を脱いでも足が全然寒くないほどの、室内の空調温度にも驚かされるし、ここまでしていただけると己の身分を忘れてしまいそうで恐ろしくなってきた。そうかぁ、金持ちはこういう乗り物に乗っているんだなあ・・・と。



そうこうしているうちにわずか3時間ほどの贅沢な時間の終了が近くなってきた。飛行機だと、エコノミーからビジネスクラスやファーストクラスへのステップアップは万単位の金額差になるイメージだけれども、新幹線のグリーン車と普通車は数千円の価格差なので、ちょいと手を伸ばせば届く範囲なので、また自分へのご褒美とかに使ってみようかなと。。。いや、EX予約のポイントプログラムの思うツボなのかもしれない。