まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

第2回「大山手論」~再発見!近代神戸いえ・たてもの考~

2012年07月29日 23時07分29秒 | 都市



第2回「大山手論」に参加してきた。今回のサブタイトルは~再発見!近代神戸いえ・たてもの考~となっていて、開港以来の洋館と和館のそれぞれの事情をああでもない、こうでもない、いや、ああだろう、こうだろうと楽しく語り合うひと時でした。中でも興味を引いたのは昭和十三年の阪神風水害のお話、昭和十三年と言えば、もうかなり前のお話になるのだけれども上の世代の人たちは、実体験やその上の世代から伝え聞いたというお話を、我々の世代は手塚漫画「アドルフに告ぐ」の中に書かれているエピソードやYoutubeに動画があるやないやという話まで、世代を超えて共通の話題で花が咲く瞬間って面白いと思う。芦屋育ちの私にとっては、小学生のときに阪神風水害の話は授業の副教材の中で習うものだったので...、より身近に感じられた。

ちなみに、芦屋川と宮川の間を横断する阪神電車と阪急電車の線路は高架になっているが、いわゆる橋桁によって線路が架かっているのではなく、間知石積風の土台の上を線路が走っていて南北に走る道路と交差するところのみがガード下になっているのは、このときの風水害の復旧の際に住宅地内に水が行きわたりにくくするための堤防の役割を担うために、そうなっているというのを聞いたことが有る。

次回は9月の上旬だそうである。第1週は都合が悪いので、第2週の土曜日だったらいいなあと思う今日この頃。。。

よしちゃん、今回も誘っていただいて、どうもありがとう!!妻共々楽しませてもらいました!!続きを読む