まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

まっしゅ、新生・大阪駅を探訪す!【1】

2011年05月15日 01時07分49秒 | 都市



JR神戸線沿線で言うなら三宮と大阪の中間地点は芦屋になる。芦屋以東に居住していれば大阪は神戸よりも近い存在であり、芦屋以西に居住すれば大阪は神戸より遠い存在になってしまう。そんなわけで、7年間にも及ぶ大改修を経て新生したにも関わらず、なかなか大阪駅をちゃんと探訪できずにいたのであるが、やっと私生活が落ち着いてきたので、何とかその新しい何物かに触れることができるようになった今日この頃である。

まあ、そんなわけで、まっしゅ目線でいろいろ書いてみようかなと思ってみたり。。。





今回は、メインの大屋根の周辺ではなく、三越伊勢丹の西端にある2階の出入口とそこから専用駐車場までを結ぶシャトルバスについてご紹介してみる。








このシャトルバス、個人的にはものすごく興味を惹かれたのでシリーズの第一弾に持ってきたわけである。で、何がそんなに私の興味を惹いたのかと言えば、その「近さ」である。







どのくらい近いのかと言えば、私の足で徒歩2分。やや歩調の遅い人が歩いても3分はかからない近さである。まあ、ショッピングをして荷物満載に持ってこの距離を風雨の中や、寒空や夜空の下で歩くのは、ややつらいのでそういうことを想定しているのであれば、まあ有りなのかなとも思う。近いと言っても、駐車場を建設しているときは、こんなに「遠くに作って大丈夫なのかなあ」とか「駅ビルまでのアクセスはどんな通路で結ぶのだろうか」と思っていただけに、逆に「え?シャトルバス??」みたいな驚きがあったのも事実で、そういうこともあって微妙な感じがするのだ。







三越伊勢丹の店舗の案内やバス乗り場には「15分ごとに運行」と書かれているが、現在は休みなしでピストン運行され、その近さ故に一周2分のサイクルで運行している。ということは、徒歩2分の距離を2分間隔で運行しているから時間的にはどちらを選択しても無駄が無いということにはなっている。





これは立体駐車場側のバス乗り場。屋根部分が車両の上部まで被さる構造になっていないので風雨が強いときはちょっと濡れてしまいそうである。





駐車場側より大阪駅の望む。この距離、お金があったら関空のウイングシャトルや成田空港の国際線ターミナルにある無人運転システムみたいなもので運行させたりできたのかなと想いを馳せてみる。





この通路はシャトルバスだけのものではなくて、タクシー利用も兼ねて作られているようで、それでも何となく半端な作りだなあと思わずにはいられない光景なのである。