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ビバ!大船高校演劇部

2016-01-11 23:03:16 | Weblog
先日、大船高校演劇部の「ゴーシュ君、はい」という舞台を見る機会があった。
演劇の技術的、技法的なことを論じるほどの知識はないが、正直その完成度の高さにビックリした。高校生がここまでできるのかと・・・。
彼らの演劇への熱意の様なものが伝わってきて、本当に感動した。

ストーリーは宮沢賢治が作品づくりに行き詰って苦悩し、やがて新作を生み出すまでの様を「セロ弾きのゴーシュ」の物語と重ね合わせて展開していくというミュージカル喜劇(そういう分類があるのかもわかりませんが)仕立てのものだったが、いろいろ細かな演出がなされていたように思う。
賢治が書き物をする場面では左手で書いていた。おそらくフランス語の「ゴーシュ」に「不器用な人」という他に「左利き」という意味もあるからかなと勝手に想像した。ヨネと田吾作の掛け合いでは今人気のオードリーのネタを盛り込んだり、演じている彼らやおそらくそのPTAでさえ知らないであろう「シャボン玉ホリデー」で定番の寸劇で、ハナ肇とザ・ピーナッツの「いつもすまないねー・・・」「それは言わない約束でしょ」のくだりが使われるなど楽しませてくれた。そういえばタイトルも「たけしくん、はい」のパロディー?

賢治を演じた子はどの様なバックグラウンドの持ち主か知らないけど、大熱演でとても印象に残った。田吾作のちょっとスローモーなボケ役もなかなかで、会場の笑いを誘っていた。劇の進行役ともなる合奏隊の存在も効いていてとても存在感があった。
そしてカーテンコールでの座長挨拶と自己紹介の時には、思わず目頭が熱くなった。けっして年のせいで涙もろくなったからではない!

私は時間の都合でその後に展開されるスピンオフドラマの途中で会場を後にしてしまいましたが、最後まで観れないことがとても残念で、損をしたおもいになりました。

大船高校演劇部の諸君! ベタだけど感動を有難う!
すばらしい高校生活を送っているね。 必ずしも全員が演劇の分野に進む訳ではないと思うが、ここでの経験や友情は将来きっと役に立つし、この伝統を是非継承していってほしい。 そして周りの支援者への感謝も忘れずにね!  

君らのファンが確実に一人増えました!
  




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