ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

大きな家具を解体し、小さな家具を

2015-05-18 18:19:44 | 木工作品
ダニエルでは住環境の変化や家族構成の変化など様々な理由で不用になった家具をひきとっているが、それらを解体し1小さな家具を再生してお客様にお返しするという試みをしている。 「思い出のランドセル」の家具版と言ったところです。 工房若葉もその試みに参加し試作中である。

大きなキャビネットを解体してできた材料を利用して小生が試作したものを紹介する。



Å4版が収まる抽斗。 「思い出」がテーマの一つなので、できるだけ原型が解るように(思い出せるように)設計している。 この引き出しの前板はキャビネットの支輪下のごまがら」を施した棚受けを利用している。取っ手も別の家具に使われていたものを再利用。
制作の意図ととしては、単独で使用していただくほかに、同型の物をいくつか作り、下図のように重ねたりあるいは机の上に並べて置き、ガラス板などを載せ新たな収容スペースつくるなどを考えた。






壁に取り付けるハンガー:これもキャビネットの装飾の一部を活用した。 平らな面を上側にし、切抜き文字などを貼り付ければWelcomeboardなどにもなるかな・・・。

壁には木ねじでとめ、木栓で隠す



その他、他の方々が作成したもの。
左は、扉の一部をテーブルの天板として活用するアイデア。 写真の他に4本足のロ-テ-ブルもあります(S枝さん作成)。
右は、歯ブラシ&コップ置(S井さん作製)。

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はじめての厨子

2015-05-18 18:14:45 | 木工作品
以前から一度は作ってみたいと思っていた厨子を作ってみた。
友人のお母さんが亡くなったので、その供養のためと、先月開催された作品展への出品を兼ねて制作した。

材料はマホガニー(多分代用品)とクリ。  塗装はウレタン(艶消し)
なかなかイメージがわかず、形や大きさをを決めるのに苦労をしたが、とりあえずL版の写真を納める程度の大きさとした。




外寸270w×230D×350H   内寸220W×180D×300H



扉を開閉するヒンジは外から見えない隠しヒンジを用いている。その関係で材料がやや厚くなってしまった。 取っ手はあえてつけず、扉の下側を掘り込み指がかかるようにした。



後ろの板も栗を使用。一応ブックマッチに・・・。わずかに湾曲する小さな棚と抽斗をつけてみた。
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