廃棄処分される椅子があまりにも状態が良かったので修理することにした。
この型の椅子は以前にも修理したことがあったが、これまではウェービングテープとウレタンのみの構造だったので、今回はバネを吊ってみることにした。
修理前の椅子(写真を撮りそこなったので、ほぼ同型の椅子を載せています)。
座面の構造はこんな感じ。 ウェービングテープにバネが2本入っていました。この上にウレタンが貼られています。
麻のテープを張り、独立したバネをその上に固定していきます(この部分も撮影していなかったので、別のを載せています。今回の椅子にはバネを5本とりつけました)。バネ吊は久々。 多分、椅子張り技能検定試験以来かな?
座面を裏から見るとこんな感じ(ここからは写真があります)。
バネを吊ったらヘッシャンを貼り、チップウレタンで土手を造ります。
次にパームを敷き詰め
金巾で座を整形します。座の方は後は生地を張るだけです。
背裏用の生地にPP(プラスチックの細紐を編み込んだもの)を貼り付けます。
それを椅子の背に貼り付け、カッターナイフで余分な部分を切り落とします。
背のクッション(ウレタン)を貼り付けます。
背表を貼り付け、座と背をダブルの玉縁で飾って出来上がりです。
木部はあらかじめ補修用の塗料を塗っておきましたので、細かい傷などは目立たなくなり、艶も出てまずまずの出来栄えとなりました。
この型の椅子は以前にも修理したことがあったが、これまではウェービングテープとウレタンのみの構造だったので、今回はバネを吊ってみることにした。
修理前の椅子(写真を撮りそこなったので、ほぼ同型の椅子を載せています)。
座面の構造はこんな感じ。 ウェービングテープにバネが2本入っていました。この上にウレタンが貼られています。
麻のテープを張り、独立したバネをその上に固定していきます(この部分も撮影していなかったので、別のを載せています。今回の椅子にはバネを5本とりつけました)。バネ吊は久々。 多分、椅子張り技能検定試験以来かな?
座面を裏から見るとこんな感じ(ここからは写真があります)。
バネを吊ったらヘッシャンを貼り、チップウレタンで土手を造ります。
次にパームを敷き詰め
金巾で座を整形します。座の方は後は生地を張るだけです。
背裏用の生地にPP(プラスチックの細紐を編み込んだもの)を貼り付けます。
それを椅子の背に貼り付け、カッターナイフで余分な部分を切り落とします。
背のクッション(ウレタン)を貼り付けます。
背表を貼り付け、座と背をダブルの玉縁で飾って出来上がりです。
木部はあらかじめ補修用の塗料を塗っておきましたので、細かい傷などは目立たなくなり、艶も出てまずまずの出来栄えとなりました。