とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『おともだち』政権(2019年政治の振り返り)

2019-12-29 08:58:23 | 政治
 安倍政権は「おともだち」を優遇し、「おともだち」を増やすことで政権維持をはかっている。

 モリカケ問題もそこに問題の本質があった。加計学園問題は、加計氏が古くからの安倍氏の「おともだち」だったので加計氏を優遇しようとしたという問題である。森友学園問題は安倍氏の応援団だった籠池氏を優遇しようとしたことが発端だった。
「桜を見る会」の問題も「おともだち」を大量に招待し、恩を売ろうとしたためにおきたものだ。招待された人は特別扱いされたわけだから、安倍氏の「おともだち」として安倍氏のために恩を返そうとする。

 伊藤詩織さんのレイプ事件も、山口氏が安倍氏の「おともだち」だったために逮捕されなかったことが問題を大きくした。

 これらはもちろん安倍氏は否定している。しかし子供だましの言い訳しかしないから、曰くは深まるしかない。

 外交にしてもそうだ。アメリカは「おともだち」だから言いなりになっている。

 経済においても「おともだち」優遇のためにお金をばらまく。だから国家予算は増えるばかりだ。

 このように安倍政権は「おともだち」を優遇してきたわけだが、一方では「おともだち」ではない人に対しては非常に厳しい。

 森友学園の籠池氏は、結局安倍政権にだまされたと主張すると、籠池氏の主張は無視され、安倍氏の責任は問われず、籠池氏は逮捕された。韓国は冷遇された。国の借金は増え、未来の日本人は厳しい生活を強いられる。

 安倍政権の「おともだち」になれば優遇され、「おともだち」を拒否すれば冷遇される。つまりまともな人間は冷遇されるのだ。これは冷静に考えれば「民主主義国家」ではなく、「独裁国家」である。

 「説明責任をはたす」という言葉が、いつの間にか説明をしないことを意味することになってしまった。こんな国を作ってしまった政権をこれ以上続けさせるわけにはいかない。

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1 コメント

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Unknown (小父さん)
2019-12-29 23:58:28
おともだち内閣と言ったら、ぱっと頭に浮かぶのは
第1次安倍内閣の塩崎 恭久官房長官ですが、ほ~っ! 2006年(平成18年)9月26日~2007年(平成19年)9月26日までだそうで、中川秀直幹事長が11ヶ月で麻生 太郎幹事長が1ヶ月務めているようですね。

今考えるとその頃の「ともだち」は可愛いものですね!(笑)

その後は福田康夫内閣(365日)、麻生内閣(358日)、鳩山由紀夫内閣 (266日)、菅内閣(452日)、野田内閣(482日)とクルクル変わると揶揄されてきたものの、このような状態の方が民主主義は成り立っていたのかと思います(笑)。

今は、『おともだち』政権ですね。

権力というものが、彼を推した小泉純一郎氏に山崎拓(副総裁)、古賀誠(幹事長)、野中広務(幹事長)などが赤旗を使ってもびくとも動じない独裁ぶりを遠くからぼーっと眺めております。

大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢=ポピュリズムが世界の潮流なんでしょうか?
正に、形を変えたヒットラー型なんでしょうね。

>「説明責任をはたす」という言葉が、いつの間にか説明をしないことを意味することになってしまった。

昨晩はたまたまNHKの100年インタビューの中曽根康弘を観ていましたが、同期の田中角栄共々、エリートとたたき上げの違いこそあれ勉強していたんだなと感じました。

安倍氏は外国での記者会見ですら会見者の前・左右前に置かれる「透明なカンペ」!(プロンプター)を使っていますね!影で官僚がタイプを打っているのか、事前に質問書が出ているのかは知りませんが、彼の不勉強は間違いないと思います。

なんでも人前で話す練習はジェスチャーも交えて、時間をかけているようですし、あとは、悪徳弁護士のように(笑)、言葉巧みに逃げるのは上手なんでしょう。

矛盾な点は、官僚が夜も寝ないで、つじつま合わせをやっているんでしょう!官僚は昇格するためには官邸の出すサインを見逃したら駄目らしいし、滑稽な国になってしまいましたね。
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