緊迫するウクライナ情勢をめぐり、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が直接協議することで原則的に合意したというニュースが出ていた。期待したい。絶対に戦争を回避してもらいたい。
ウクライナ情勢については、わかるようでよくわからない。歴史は後から理屈をつければわかりやすくはなるのだが、それはつじつま合わせでしかない。現実に起こっていることには様々な要素が絡み合っているので、そんなに簡単なものではない。だから解決するのがむずかしいのだ。
ロシアがどうしてこれだけ強硬なのかが理解しがたいが、ロシアにはロシアの理屈があり、事情があるのだろう。その論理をまずは理解しなければならない。そしてお互いに譲歩すべきことは譲歩する道を探らなければならない。もしそれができなければ、ロシアとNATO加盟国だけの問題ではなくなるのは明らかだからだ。結局は世界中に混乱がもたらされるだけなのだ。
プーチンもバイデンも国内世論を味方につけるために戦争をしようとしているようにも感じられる。もちろんそうではないのではあろうが、自分でも気づいていない本音の部分では、ないとは言い切れない。人間なんて結局は自分の損得でしか動かない。それが恐ろしい。
各国の首脳が戦争を回避する知恵を出していかなければいけない。
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