アメリカは最近まで「グローバル」とばかり言っていた。しかし最近はナショナリズムが強くなり、「グローバル」は後退した。
「グローバル」とは全世界が裕福になり、平和になるという考え方である。これはリベラルな人にとって理想的な社会である。一方で愛国主義者にとっても、自国の製品を外国に売ることによって裕福になるわけだから、反対する必要もなかった。しかし「グローバル」が進み、実際に多くの国が裕福になり始めると、自国の製品はあまり売れず、逆に外国の製品が安く輸入され、自国の経済は悪くなることに気が付く。だから全世界の先進国の右傾化が始まっているのだ。
もともと自国優先であった中国やロシアがどんどん力をつけていき、またかつての発展途上国が台頭してきている中で、かつての資本主義先進国が焦り始めている。その結果、トランプ政権が生まれ、安倍政権が支持され、イギリスがEUを離脱を決めたのである。
リベラルは力を失い、負け組に追い込まれていく。理想を語っていた教育も、理想を語らなくなり、経済界のいいなりに成り下がろうとしている。つまり、教育は理想を語るのをやめ、国家の道具となる人材の輩出ばかりするようになる。今回の教育改革の本質はそこにあったのではないか。
今、世界は絶望的な方向に向かっている。これを食い止めなめればいけない。
「グローバル」とは全世界が裕福になり、平和になるという考え方である。これはリベラルな人にとって理想的な社会である。一方で愛国主義者にとっても、自国の製品を外国に売ることによって裕福になるわけだから、反対する必要もなかった。しかし「グローバル」が進み、実際に多くの国が裕福になり始めると、自国の製品はあまり売れず、逆に外国の製品が安く輸入され、自国の経済は悪くなることに気が付く。だから全世界の先進国の右傾化が始まっているのだ。
もともと自国優先であった中国やロシアがどんどん力をつけていき、またかつての発展途上国が台頭してきている中で、かつての資本主義先進国が焦り始めている。その結果、トランプ政権が生まれ、安倍政権が支持され、イギリスがEUを離脱を決めたのである。
リベラルは力を失い、負け組に追い込まれていく。理想を語っていた教育も、理想を語らなくなり、経済界のいいなりに成り下がろうとしている。つまり、教育は理想を語るのをやめ、国家の道具となる人材の輩出ばかりするようになる。今回の教育改革の本質はそこにあったのではないか。
今、世界は絶望的な方向に向かっている。これを食い止めなめればいけない。
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