人気への執着は人間の本質で。
祖先から受け継いだ群れの本能。275
心の理論:他人の心を読み取る能力5
★★★人間の幸福の重要なカギは、他人との結びつき、絆である。2
⇒人生の転機で運命を決めるのは、好感度だ。76
あるパフォーマンスの力を決めるのは、「社会的感受性」=気配りをしたり、お互い空気を読み取ったりできるチーム。5
一人ひとりの人気の積み重ねが、自分と言う人物を作る時代 6
【★★★人に好かれる要素】
環境に対する適応力がある
賢い(賢すぎない)
気分が安定している
最後まできちんと話をする
相手にも話す機会を与える
創造的であるー問題は生じた時にも解決策をひねりだす。
和を見出さないこと。162
【★★★意図的に好かれるスキル】
★ ★★ポジティブパワー179
⇒相手に好ましく接することで、私への印象が変わるだけでなく、私自身も気分が良くなり物事がうまくまわり出したのだ。182
ソーシャルスキルは磨ける。
日々の行動を少し変えるだけで、将来は変わってくるー行き交う人に親しみを込めて、挨拶をしたり、親切にしたりしてみる。ただにっこりするだけでもいい。176
⇒
神経科学における模倣:
他人の行動を思い浮かべただけで自分も同じ行動を取ってしまう。178
最も興味深いのは、模倣が知らず知らずのうちに、自分の感情に影響を及ぼしていること。178
⇒
★ ★人として好かれたいのなら、自分の欲求より仲間への思いやりを優先させる。
★ ★身近な人々と親密な人間関係を構築する。
★ ★人気から来る満足度は、目立とうとするのではなく、周りにとけ込む努力をすることで得られる。277
【脳と人気】
私たちの脳は、ステータスを得ることで快感を覚えるようにつくられているが、その快感を追求するように、プログラミングもされている。87
⇒人は生涯にわたって社会的報酬とステータスを求める衝動を感じ続けている。91
★ 笑顔は認められていると本能的に感じさせる合図。93
★反映的自己:
自分がどう思うかではなく、他人がどう評価するかを反映して、それを自分だと考えるようになる。95
【人気の継続:経験の影響】
たいがいの場合、若い頃の自分の周囲からの評価は大人になっても継続する。
受容、無視、拒否、敵味方、平均74
⇒★仲間の力関係というのは、就学前の四歳児から介護施設の高齢者まで、どの世代でも著しく似通っているものだ。160
⇒受容される子は長期間にわたって、様々な利益を享受する。
【人気の効用•構造】
★ 人とのつながりを感じたい欲望の現れ
★ 人間には人気だと見なされているというだけで、何らかの資産に対して実際以上に価値を見いだす傾向がある。131
他人も自分も考えていることは似ているという認識、皆が好きならば自分も好きだろうという考え。130
【★★★人気の2種】
1ステータス:
支配力、目立つこと才能、影響力があること。
2好感:自分も周りも幸せにするような人気267
皆に好かれていると言うこと。 52
受容されること
★ ★何に注目すれば、人の成功と失敗を見極められるだろうか?
人生の道筋を決定づけるのは、たった一つ。それは人気である。158
⇒
★★★好かれている人は、有能で自分に満足していて、幸せそうでイキイキしていると思われている。そして、実際に有能であり、満ち足りているのだ。159
人気:
子どものころに自分は人気者だったと感じる大人は、幸せな結婚生活を送り、職場での人間関係も良好であり、社会の一員として意義を感じる傾向が高い。27
人気は私たちの人生を大きく変える。37
【ビジネス組織における人気とは?】
ビジネスマンの幸福を決める2つの要素
1上司から頻繁に建設的なフィードバックをもらえるかどうか
2誰でもいいから、自分は好かれていると感じられること 42
【内発的な目標と外発的目標】
★ 内発的な目標—互いを思いやる親密な関係、人間的成長、人助けなどーを求める人は、幸福の度が高く、バイタリティーがあり、自信に満ちあふれ、身体も健康だった。
名声や権力、過度な健康や美の追求といった外発的な目標を求める人は、不満や心配が多く、うつ傾向もあった。124