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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

将棋の指し方を知ったのは

2018-07-25 04:40:47 | 日記
 軽い認知症の方のお話です。

 中日新聞の「くらしの作文」に「将棋」というタイトルで81歳の男性が投稿されていました。


 将棋の指し方を知ったのは、今から70年ほど前になります。
学生時代をのぞき、企業に勤めていたときの昼休みに、我流ながら職場の人たちと将棋を楽しみ、
体験を積んできました。

 定年後、社会福祉会館を利用できることを知りました。
自宅から約20分、運動を兼ねて徒歩で通い始めて21年目。
将棋が趣味の人たちと知り合い、楽しんでいます。

 現在、私は要介護1の認定を受け、週1回デイケアに通っています。
新聞は読めますが、内容が理解できないことが多く、情けないと思いつつも毎日、
新聞に目を通さないと寂しいのです。

 最近は物忘れがひどく、認知症でもあります。
2、3日前の記憶が頭に残っていないのです。
さらに半年間、一年前などは、全く思い出せません。

 書類関係などの対応は、妻にすべて任せているのが現状です。

 そんな中、将棋だけは考えることができ、駒の進め方など正確に動かすことができ、
不思議でもあり、救いでもあります。

 唯一の趣味である将棋を愛し、幅広く交流を深め、認知症を少しでも食い止める努力を
していきたいと思います。
また健康維持に心掛け、前向きに生きていきたいです。

 以上です。


 投稿者ご自身が認知症と語っていらっしゃいますが、文章を拝読するととても認知症には思えません。
将棋で駒の進め方など正確に動かすことができると仰っています。

 私は孫と将棋を指している時、この金や銀はどのように動かせたのか思い出せないことがあります。(苦笑)
私の方が認知症なのでは。(苦笑)

 この投稿者の方は、将棋やディサービスで人との交流も活発にされているようです。
認知症の進行を少しでも食い止めて、健康に心掛け、将棋にいそしんでいただきたいと
思います。

この投稿者の方、要介護1だと書かれています。
下記の状態が要介護1のようです。



要介護1

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。
・混乱や理解低下がみられることがある。






カルチェラタンの雪【HD】/布施 明  宮本笑里
コメント (2)
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