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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

青春時代に持っていた正義感が意味をなさないように思われます。

2012-07-08 08:41:03 | 日記
今夕は宿直です。

一昨日の中日新聞(関東では東京新聞)の夕刊の一面下段の「夕歩道」に
書かれていた記事が印象に残りました。

 金曜日の夕ごとにデモが首相官邸を取り巻いている。
声は高いへいを乗り越え、建物の奥にまで届いている。
サイカドーハンタイなどと。
かってアメリカでは反戦デモの声がホワイトハウスの奥へ。

 時の大統領はニクソン。
叫び声や反戦歌をいやがって、執務室で耳をふさいでいたという。
大いなる苦悩。
しかしケネディの始めたベトナム戦争をついに終わらせたのは、
ニクソンその人だった。

 声が指導者の心を動かすのか、動かさないのか。
デモの訴えを、声でなく「大きな音だね」と言った首相は、
心の耳を閉じているよう。
せめて両耳を手でふさぎ、深く苦悩してみたらどうなのか。


7月6日金曜日の夜の「再稼働反対デモ」での切実な叫びは、野田首相も音ではなく声に聞こえるようになったようです。(笑)

参加者は主催者発表で約15万人(警視庁調べで約2万1千人)。
えらい数字が違いますね!どちらが真実に近いですかね!(笑)

官邸前の抗議行動は、市民団体有志が3月に始められて当初の参加者は約300人だったそうですが、回を重ねるごとに参加者が増えているようです。
これが何十万人も集まるようになれば、野田首相もニクソン大統領のように両耳を手でふさぎ、深く苦悩する態度をとられるでしょうか?
どじょうでは無理かも知れませんね!(笑)

私も一度はデモに参加したいです。
原発再稼働の反対を意志表示しないと、青春時代に持っていた正義感が意味をなさないように思われます。


Joan Baez - We shall overcome