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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

槍ヶ岳の雪崩の死亡事故に思う。

2008-01-03 14:11:00 | 日記
12月31日槍ヶ岳の槍平小屋の近くで4人の方が雪崩で亡くなった。
現場に居合わせて救助に携わった登山者の方が、槍平小屋の前に待機された判断は「間違っていなかった」と言われたとのことですが、なにかむなしいものを感じる。
自然は変化している。昨日は安全な場所でも今日は安全とはかぎらないと強く思いました。
私は登山を愛好する方の気持ちはわからない。ただ冬山が危険だということは毎年の事故から知っている。
亡くなった金指伸一さん(45)の奥様が、1月2日遺体が安置された高山署に到着され、山岳会会員の方に「主人は、みなさんと一緒にいろんな山を登ることができて、本当に喜んでいると思います。これからも主人の分も楽しんでください」と気丈に話されたとのことですが、あまりにも痛ましい。
金指さんはご家族に「雪山に登れるのは若いうちだけ。帰ってきたらいろんな登山の話をするから」と言って出かけられたとのことですが、家族にとって登山の話よりも無事に帰ってこられるのが一番でなかったかと思ってしまいます。
登山愛好家に言いたい!「冬山に登るのは死を覚悟して登って」と!