新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

菅義偉首相はスタンドプレイをしない

2021-06-27 07:57:32 | コラム
菅首相はワクチン接種の急速な拡大を実現させた:

菅首相は何もオリンピックを目前に控えたからではないと地味に語られただけで、自衛隊も動員されて大規模接種会場を本格的の始動させるなどの手法を駆使して、ワクチン接種を一気に加速してみせられた。その間に色々と急速に実行されたために生じた問題点(インチキなカタカナ語にすれば「トラブル」だが)もあったが、軌道に乗せられた。だが、反政権の野党とマスコミはその失策を論って内閣を貶したし、副反応を過大に報じて、何としたことか妨害策戦に出たのだった。

私は先頃「菅首相は口下手の嫌いがある」と述べたが、菅首相は現時点までワクチン接種を軌道に乗せられたことを、一向に内閣の功績であるとかご自身の手柄のように宣伝する材料に使われることなく、相変わらず地味に行動しておられるのだ。言い換えれば、小池都知事が方々から屡々批判されたような「スタンドプレイ」とは無縁に活動しておられるのだ。実は「スタンドプレイ」は和製英語であって、アメリカでは“grandstand play”と言われているが、”show-off“という「ひけらかし」を意味する表現も同様な意味で用いられているようだ。

私が言いたかったことは「偏向している新聞やテレビ局等は、このような菅内閣が促進されたワクチン接種の急速な推進を、一向に真面目に取り上げようとしないのが怪しからん」という一点である。多くの専門家も海外でも、ワクチンの接種がCOVID-19制圧のためには鍵となると認めている。マスコミはそのワクチン接種の事業(と敢えて言うが)を推進された菅首相と内閣の成果をもっと正面から伝えると同時に、「副反応が恐怖である」かのような報道の姿勢を慎むべきではないのだろうか。グランドスタンドプレーに走らない菅首相をこそ、正直に賞賛すべきではないのか。



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