三浦瑠麗さんは指摘していた:
香港の民主派はApple Dailyが休刊に追い込まれたように、中国(というのは変だが)の攻勢に遭って消滅させられつつあるようだ。この中国政府(共産党)による圧政と攻撃は世界の民主主義国家に激しく批判・非難されているが、元より習近平率いる中央政権が意に介さないのは、特に驚くには当たらないと思う。マスコミ報道だけから見ていれば、嘗ての自由貿易港と金融センターだった香港を中国が民主派制圧の名において亡きものにするかのようである。いや、中国政府の非難報道はあるが、金融面の能力まで葬り去られたかを採り上げられた記憶がない。
その辺りを、President誌の最新号に三浦瑠麗さんが「成長を続ける香港 現実と思い込みの溝」と題して論じていた。それによれば、香港の国際金融センターとしての機能は毀損されていないと言うのだ。即ち、「21年版の国際金融センター指数(GFCI:英シンクタンクZ/Yenグループ)では、ニューヨーク、ロンドン、上海、香港、シンガポールも順の格付けだった。20年の世界の新規株式公開(IPO)市場では、1位のナスダックに次いで香港は第2位に付けている。3位は香港で4位が深圳、」と指摘されていたのだ。
IPOの20年というのは少し気になるが「なるほど。そういう風になっていたのか」と思って読んだ。と同時に、何故マスコミ人でもない三浦さんがこれくらいの情報を持っているにも拘わらず、マスメデイアが「中国の圧政」ばかりを報じて、この点には触れないのかと奇異に感じたのだった。こういう姿勢も矢張り「偏向報道」の部類に入るのではないかと感じたので、ここに引用した次第だ。中国政府は民主派は根絶やしにする気だろうが、金融面と自由貿易港の機能をどのようにして温存する気なのだろうか。
余談になるが、三浦さんはその経歴に意図的であるかどうか知らないが、学歴を何時も神奈川県立湘南高校から始めておられるのだ。即ち、私と同じ高校の出身だったが、何期後の人かは調べていない。だが、40数年後だとは経歴から分かる。これも余談だが、私は香港を訪れたのは1995年が最後だったが、その時に街中でApple Dailyという新聞が売られているのを見て「面白い社名だな」と感じた。だが、その年から発行されていたとは、今回初めて知ったのだった。
香港の民主派はApple Dailyが休刊に追い込まれたように、中国(というのは変だが)の攻勢に遭って消滅させられつつあるようだ。この中国政府(共産党)による圧政と攻撃は世界の民主主義国家に激しく批判・非難されているが、元より習近平率いる中央政権が意に介さないのは、特に驚くには当たらないと思う。マスコミ報道だけから見ていれば、嘗ての自由貿易港と金融センターだった香港を中国が民主派制圧の名において亡きものにするかのようである。いや、中国政府の非難報道はあるが、金融面の能力まで葬り去られたかを採り上げられた記憶がない。
その辺りを、President誌の最新号に三浦瑠麗さんが「成長を続ける香港 現実と思い込みの溝」と題して論じていた。それによれば、香港の国際金融センターとしての機能は毀損されていないと言うのだ。即ち、「21年版の国際金融センター指数(GFCI:英シンクタンクZ/Yenグループ)では、ニューヨーク、ロンドン、上海、香港、シンガポールも順の格付けだった。20年の世界の新規株式公開(IPO)市場では、1位のナスダックに次いで香港は第2位に付けている。3位は香港で4位が深圳、」と指摘されていたのだ。
IPOの20年というのは少し気になるが「なるほど。そういう風になっていたのか」と思って読んだ。と同時に、何故マスコミ人でもない三浦さんがこれくらいの情報を持っているにも拘わらず、マスメデイアが「中国の圧政」ばかりを報じて、この点には触れないのかと奇異に感じたのだった。こういう姿勢も矢張り「偏向報道」の部類に入るのではないかと感じたので、ここに引用した次第だ。中国政府は民主派は根絶やしにする気だろうが、金融面と自由貿易港の機能をどのようにして温存する気なのだろうか。
余談になるが、三浦さんはその経歴に意図的であるかどうか知らないが、学歴を何時も神奈川県立湘南高校から始めておられるのだ。即ち、私と同じ高校の出身だったが、何期後の人かは調べていない。だが、40数年後だとは経歴から分かる。これも余談だが、私は香港を訪れたのは1995年が最後だったが、その時に街中でApple Dailyという新聞が売られているのを見て「面白い社名だな」と感じた。だが、その年から発行されていたとは、今回初めて知ったのだった。
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