新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

細かいことを言えば

2018-12-10 07:48:10 | コラム
Amelicaになっていた:

何時の頃から人気が出たか知らないが、“USA”という題名でDa PumpというISSA(辺土名一茶)なる者が率いる沖縄の集団が「カムオン・アメリカ」(多分、Come on Americaなのだろうが)と歌って踊る曲が流行っているようだ。私が面白いと思って聞いたのが、彼らの「アメリカ」の発音が“America”ではなく“Amelica”に聞こえる点だった。これは我々にとって英語の“L”と“R”の発音が難しいという問題を表していると思ったのだ。本人たちが気が付かないうちに“L”で発音していたのだと思う。

嘘だと思われる方がおられると思うので、実際にお試しになると解ると思う。“L”とした方が発音しやすいのだ。これと同じような話が合った。それは我が社の得意先に「森本」というかなり英語が上手な方がおられた。彼の名刺の英語表記(裏側と言えば良いかな)には何と“Molimoto”と書かれていたのだった。森本氏が言われるには「実際にはこの綴りの通りで発音しているのだから、それに忠実な名刺を作ったまで」だった。試してみるとその通りだったので、唸らせられた。

“R”と“L”の発音の仕方の違いを我が国の学校でどのように教えているかは知らないが、現実に英語を使う仕事をしてこられた森本氏のような経験豊かな方は“Molimoto”とする方が合理的だとお考えになったのだろう。ISSAたちが意識をしているとは思えないが、私には“Amelica”と聞こえるのだ。


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