新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

我老いたり

2015-09-22 09:05:52 | コラム
我が体力は衰たのか:

実は、今頃になって体調の変化に本格的に気が付いたのだった。6月18日に循環器科の検査入院が終わった辺りから認識はしていたのだが、年老いた私の身体には三度に及ぶ心筋梗塞を何とか切り抜けたことの影響か結果かと思う現象が現れていた。それらは「髪の毛が伸びない」、「髭が伸びない」、「爪が伸びない」、「皮膚が角質化しない(≠垢が出ない)」等々で、当初は単純に高齢化によるものだとばかり考えていた。

その表れであると感じた現象が去る18日に7月以来3ヶ月に近い感覚で理髪店に行った際にも感じられていた。それほどみっともないほど毛は伸びておらず、多少手を加えれば他人様の前にも出られる程度だったことで、これまでに意識したことがないほど伸びていなかったのだった。これは決して経費節約を図った訳ではなく、胃腸の具合の悪さが長時間の電車利用と徒歩による新宿副都心までの外出を躊躇わせた結果だった。

今や、その下痢も止まって心配なく出歩けるようになって来た。また、不調の頃でも歩かないでいれば足の衰えが進だけだとその道の先人に教えられたし、国際医療研究センター病院のリハビリ科の理学療法士にもそう勧告されていた。そこで天候と腸の具合が許す限り毎日の散歩を欠かさないようにしてきた。そのリハビリの頃には歩く速度を毎分50 mに制限されていたが、今では恐らく100 m近くでも歩けるかも知れないほど復調してきた。

ところが、である。2月の退院以降自発的に毎朝05:30頃に測定する体重が最低時の45 kg台からほとんど48 kgに手が届くところまで増加してきていた。だがしかし、前日に30分以上かなりの高速で歩くか、電車やバスを利用して1日に2~3個所も回ってき翌日には、必ずと言って良いほど1.5%も落ちるのだと判明した。昨日も職安通り視察に出掛け外食もして90分後に戻ったところ、今朝も47 kgすれすれにまで減少していた。

原因は体力の復活が未だ本物ではないことも考えられるが、昨日の気温の高さにもあったかと考えた。だが、18日(金)のように懇談会から理髪店に次いでアシックスまで回った時は雨天でも、19日には見事に1.5%減だった。してみると、未だ回復途上にある以外に、退院後に病院の栄養相談で勧められた毎食最低でも150 gの米飯食を実行せねばならないのかとも考えた次第だ。食欲は普通にあるが、私には150 gは結構な負担なのだ。

以上、ただそれだけの私的なことだが、私は愚かにもこの年齢になって、あれほどの度重なる大病の後でも、体力というか体調は60歳台の頃のそれに近いところまで復調出来るし、またそうせねばならないと信じ込んでいるのだ。である以上、本日も好天であれば、昨日買い忘れたあるものが未だ買えるかと、徒歩で片道20分以上を要するドンキホーテに「運が良ければ」と出掛けて行こうと考えている。


1 コメント

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信じること (日本大好き)
2015-09-22 19:49:36
いつも更新ありがとうございます。

新陳代謝が遅いことは心配ですが、下痢が改善されたことは良かったですね。

これからは新米が美味しい季節。土鍋でふっくら柔らかに炊き上げた新米に、味噌汁とお新香があればもう言うことなし。
お粥なら梅干しでいただくとこれまたサラサラと、胃にはやさしく。
お粥に卵を落とし玉子とじすれば、それもまたおつなもの。

ご飯を一定量食べなくてはいけないと思うと、大変ですが。
少しずつ、秋の味覚を楽しみながらおいしく量を増やされることをきっと、奥様がされる、もといされていると思いますので頑張って下さい。

『自在力』を著された方が、その中で正心調息法なる腹式呼吸を提唱されており、百歳の時点で元気にゴルフをされていると記されております。

著者は、何より自分がどんな時も前向きな姿勢であり続けることができるのだと心底信じきり。
日々、呼吸法により肺に新鮮な空気を取り入れてることで元気に活力溢れた生き方ができてきていると書かれていたように思います。
きっと元気に秋の味覚を楽しみ、紅葉を愛でる外出ができるぐらい回復されると信じていますので、今のブログ主様の思いが途切れることなく、この局面を乗り切られんことをお祈り申し上げるとともに体調不良の中でもブログを更新して頂いておりますことに厚くお礼申し上げます。

いつもありがとうございます。

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