人材豊富なアメリカの支配階層:
私はこの度の新大統領登場で、私が長年慣れ親しんできたアメリカは何処かに消えてしまうのではないかと少々不安になってきました。お馴染みになったかも知れないW社OBのL氏も「トランプ大統領が今後アメリカをどの方向に導いていくのかはハッキリと見えてこない」と不安がっています。私はトランプ氏は未だ嘗てアメリカが目指したのではない方向にアメリカ市民の幸福と豊かさと職の安定の為に突き進んでいくという決意を表明したと思っております。
但し、その大目的の為には他国がどうなるかなどは二義的であり、兎に角「アメリカファースト」を最優先で推し進めていくのだと言っていると思うのです。1970年代にはビジネスの世界で「日本がアメリカの製品に苦情なと言うはずがないし、言える立場でもない」であるとか「我々が世界と日本を指導していると知れ」と言ったようなことを言う(威張っているのではなく)誇り高い人たちがいました。40年も前のことです。トランプ大統領の感覚はその頃のアメリカを未だに引きずっているのではないかと疑わせるものがあります。
私はアメリカの富の90%を握ると言われるアメリカを支配する人たちの層には極めて高い能力を持つ人材が豊富に揃っていると思っています。だが、その有為の人材を何時何処で、どの分野で効果的に活用するかが問題ではないのでしょうか。トランプ大統領もその中の一人でしょうが、余りにも異色で革命的ですらあるようです。それだけに、これから先に何処を目指して走っていくかはTPP離脱であるとNAFTAの見直しを言う辺りで多少見当はつきますが、何れにせよ“unpredictable”でしょう。
アメリカで難しい点は如何に能力があり、優れた学歴を有してもその人たちの出自が活動の場を左右する社会の仕組みになっている点に問題があると言えるかも知れません。と言うことは、結局はそういう一部の人たちの思想・信条・信念・哲学・理念がアメリカを支配し、世界を指導するというか世界の他国に影響を与えていくことになると思うのです。
私はトランプ大統領がその信念に従ってその豊富な人材を有効活用するのか、あるいは誰が何を言おうと自分の思うがままにアメリカを統治していった場合に、アメリカ合衆国が何処に行き着くかの想像が付かないのが一寸怖いのです。
私はこの度の新大統領登場で、私が長年慣れ親しんできたアメリカは何処かに消えてしまうのではないかと少々不安になってきました。お馴染みになったかも知れないW社OBのL氏も「トランプ大統領が今後アメリカをどの方向に導いていくのかはハッキリと見えてこない」と不安がっています。私はトランプ氏は未だ嘗てアメリカが目指したのではない方向にアメリカ市民の幸福と豊かさと職の安定の為に突き進んでいくという決意を表明したと思っております。
但し、その大目的の為には他国がどうなるかなどは二義的であり、兎に角「アメリカファースト」を最優先で推し進めていくのだと言っていると思うのです。1970年代にはビジネスの世界で「日本がアメリカの製品に苦情なと言うはずがないし、言える立場でもない」であるとか「我々が世界と日本を指導していると知れ」と言ったようなことを言う(威張っているのではなく)誇り高い人たちがいました。40年も前のことです。トランプ大統領の感覚はその頃のアメリカを未だに引きずっているのではないかと疑わせるものがあります。
私はアメリカの富の90%を握ると言われるアメリカを支配する人たちの層には極めて高い能力を持つ人材が豊富に揃っていると思っています。だが、その有為の人材を何時何処で、どの分野で効果的に活用するかが問題ではないのでしょうか。トランプ大統領もその中の一人でしょうが、余りにも異色で革命的ですらあるようです。それだけに、これから先に何処を目指して走っていくかはTPP離脱であるとNAFTAの見直しを言う辺りで多少見当はつきますが、何れにせよ“unpredictable”でしょう。
アメリカで難しい点は如何に能力があり、優れた学歴を有してもその人たちの出自が活動の場を左右する社会の仕組みになっている点に問題があると言えるかも知れません。と言うことは、結局はそういう一部の人たちの思想・信条・信念・哲学・理念がアメリカを支配し、世界を指導するというか世界の他国に影響を与えていくことになると思うのです。
私はトランプ大統領がその信念に従ってその豊富な人材を有効活用するのか、あるいは誰が何を言おうと自分の思うがままにアメリカを統治していった場合に、アメリカ合衆国が何処に行き着くかの想像が付かないのが一寸怖いのです。