ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

尾瀬散策

2012年08月08日 | Weblog

7月20日(金)

13時03分 春日部駅発
15時57分 会津高原尾瀬駅着
16時05分 (会津バス)尾瀬口発
17時10分 檜枝岐着

    
             日光駅のロータリー

曇り空でこの時期には珍らしく肌寒い日が出発日となりました。
声を掛けられて二つ返事で尾瀬行きが決まりました。生憎の心配な天候ですが心は踊っています。しかし何年ぶりの尾瀬となるのかしら~~ 

東武電車を鬼怒川駅で下り会津若松線の電車に乗り換えです。その時間の合間に外に出てみました。
なになに 駅前にあるこのでかいモニュメントは何愛嬌のある“鬼”です
この鬼の名前は“鬼怒太”モニュメントの前には次のような事が書いてありました。

凛として立ちいかにも逞しく元気あふれる鬼の姿に鬼怒川温泉活況の願いをだぶらせた。誰からにも愛されるような鬼怒川のマスコットになって欲しいと思い強さの中にも可愛らしさのある鬼の子どもにした。金棒を持たせるのはまさに“鬼に金棒”鬼怒川温泉がゆるぎなく温泉郷になる事を祈念してのことである

なる程!こういった気持ちで作られたのですね。今日は電車を乗り継いでの移動です。会津高原尾瀬口に下車。そこから今度は約1時間、会津バスにゆられ“檜枝岐”に下車しバス停近くの旅館に一泊です。

 

     
          せせらぎの宿 「尾瀬野」 TEL・0241-5-2143
                    1泊 \7,150

本日はこのお宿に宿泊です。何でもリニューアルされた様で真新しい畳の匂いがし,こざっぱりと整っていました。
さすが山の夕食は山菜料理とお蕎麦メニューでした。あまり好きではない蕎麦に一寸ひるみましたが・・・以外や以外!美味しく感じました。“蕎麦掻”も初めての感触でしたがいけました。

7月21日(土)

5時30分朝食をとり宿でお昼のお弁当も用意してもらって出発です。
6時30分の乗り合いバスに乗車しました。

     

山道を揺られながら進みました。6時50分頃目に飛び込んできたのは雲海です。バスの運転手さんは心得ているのか丁度良い場所に止まってくれて写真をとることが出来ました。早起きは三文の徳と言いますがまさにこれがその言葉の様に思いました。

     
                    沼山峠   

7時ごろ沼山峠に着きました。雨は降っていませんでしたが厚い雲に覆われていました。でも ルンルン気分です。少し準備体操をしていよいよ出発

    

登山靴で木道を踏みしめる感覚は久しぶりで懐かしく思われました。この場所から7時30分スタートです。オオシラビソの林の中をくねくねと登りました。はじめの登りは急ですぐに息が切れて来ました。 どの様な花に会えるかが楽しみでした。

     

アップダウンを繰り返し尾瀬沼が見えるポイント沼山峠展望台に8時ごろ到着です。以前に尾瀬に来た時はこの場所を気づかずに通り過ごしてしまったので今回は見逃さないように気をつけていました。
この景色をカメラに収める事が出来良かったです。

          

幅広い木道をジグザグと下りて、暗い林を抜けると目の前は大江湿原です。

       

木道ヲコツコツと歩く爽快さ!ポツポツと白いワタスゲが見え黄色のニッコウキスゲが見えています。右端に見える山は“ヒウチ岳”この尾瀬でもう一つ親しまれている“至仏山”がありますがこの山には以前登った経験があります。
ヒウチ岳には登りたい願望がありますが・・・話に聞くと一寸厳しいと言うことを聞き、もう今の歳では・・・私としては残念ながら自信がないのです。

    
             ノアザミ            ヒオウギアヤメ

 

      

 

   

10時過ぎの早めのお昼ですが、自然の空気を胸一杯に吸い込み旅館で作ってもらった“お結び”二個大葉でくるんであるもの梅干入りのものとためらいもなくぺロリと喉を通ってゆきました。
この頃から雨は降ったり止んだりしてきました。山の天気です。合羽を着たり脱いだりとなりました。
腹ごしらえをしてからは沼の周りを散策しました。雨でぬかるんでいる所もあって注意をしながらの歩行で結構肩に力が入りました。
尾瀬沼一周の木道は約6.8kmです。私達はゆっくりと歩きました。

       

大江湿原の中のトイレは私設の有料トイレです。トイレの使用は私にとっては必要なので、使わせていただきました。   
帰りのバスは沼山峠14:10発となっていましたのでこのバスに間に合うようにもと来た道を少し早足で戻りました。
疲れてくるとカメラの重みが肩にのしかかりバスの時間に間に合うのか?と一寸あせりました。

      

無事にバスに乗ることが出来ました。汗で冷えた身体を温めるため地元の人の薦める温泉へと向かいました。バスを途中下車をして温泉へそれ!行け!。
旅館で割引券を頂いていたので500円で入浴が出来ました。露天風呂にゆっくりと疲れた身体を沈めてさっぱりと出来ました。その温泉では飲食が出来る施設はなくただ温泉のみの様で近隣に宿泊している人達も利用しているようでした。
再びバスに乗り込み17時15分尾瀬口に着き夕食でもしようと駅構内の売店に入ってみましたが5時で食事は終了していました。ラーメンのレプリカが展示してありましたが食べられないと思うと余計に美味しそうで残念でした。

折角なのでコーヒーでも飲んで腹の足しにしておこうと思い頼みました。
なんとお店の人の好意で韮の茎の煮びたしを出してくれごしょうばんになりましたが初めて食べた私にとっては目新しい味で、美味しくいただけました。おまけに電車の中で食べてとキュウリのぬかづけをもお土産に下さいました。

土地の人の温かい気持ちに触れることが出来一層の良い印象に残り電車の中で“ボリボリ”とそのキュウリをご馳走になりました。こうして尾瀬の散策は無事に終了となりました。