ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

旅人編(01)仕え大事や泣き言言うな

2010年07月22日 | 旅人編
■平成22年7月22日■
万葉集に詠われた歌を 作者別に採り上げ 人となりを「大阪弁」で訳します
いわく 「大阪弁万葉集」
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★筑紫行く これが別れか 象小川 清らか流れ 何時何時までも

吉野よしのの 芳野よしのの宮は やまからし たふとくあらし かはからし さやけくあらし 
あめつちと 長く久しく 万代よろづよに 変らずあらむ 行幸いでましみや

吉野宮よしのみや 山えよって 貴いし 川えよって きよらかや
 ずうっとずっと 続いてや 何万年も 続いてや 大君なさる このお宮》
                         ―大伴旅人―(巻三・三一五) 
昔見し きさ小河をがはを 今見れば いよよさやけく なりにけるかも
《今見たら 前よりずっと うなった きさ清流ながれの 清々すがすがしさよ》
                         ―大伴旅人―(巻三・三一六) 




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