中臣宅守(なかとみのやかもり)と 狭野茅上娘子(さののちがみのおとめご)。
天平10年ころ 政争に巻き込まれた宅守は あぢま野に配流。
都に残された娘子。
二人の間に交わされた恋慕の歌63首。
味真野苑に先生揮毫の歌碑がある。
二つの歌碑は せせらぎを挟んで少し離れて向き合っている。
仲を裂かれても 思いを交わしあっている 風情(ふぜい)だ。
君がゆく 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも(娘子)
<あなたの流されて行く長い道を手繰り寄せて焼いてしまいたい!天の火が欲しい!>
塵泥(ちりひぢ)の 数にもあらぬ 吾ゆえに 思いわぶらむ 妹がかなしき(宅守)<塵や泥のような私なのに心配してくれるあなたがいる 泣けてくるなぁ>
<紀行今昔>あぢま野へ
<紀行今昔>福井・石川へ
――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
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【万葉歌みじか物語】はこちら
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天平10年ころ 政争に巻き込まれた宅守は あぢま野に配流。
都に残された娘子。
二人の間に交わされた恋慕の歌63首。
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二つの歌碑は せせらぎを挟んで少し離れて向き合っている。
仲を裂かれても 思いを交わしあっている 風情(ふぜい)だ。
君がゆく 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも(娘子)
<あなたの流されて行く長い道を手繰り寄せて焼いてしまいたい!天の火が欲しい!>
塵泥(ちりひぢ)の 数にもあらぬ 吾ゆえに 思いわぶらむ 妹がかなしき(宅守)<塵や泥のような私なのに心配してくれるあなたがいる 泣けてくるなぁ>
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私はバスで甘樫丘に向かってるところ、亀型石造物付近で目撃しました。
あれが中村先生でないのであれば、恐らくドッペルゲンガーだと思います。