(2007年発行)
『幻想篇』『逢魔篇』から続く三部作の完結篇。
夢か現(うつつ)か現(うつつ)か夢か・・・。
不思議で奇妙な感覚に陥りつつ、いつのまにか葉介ワールドに絡めとられてしまう。
『逢魔篇』の終わりの方から、墨のかすれを効果的に使用した絵になってきている。
黒と白のはっきりしたコマは実際に起こっているシーン。
かすれた線を使ったコマは幻想シーン。
現実と夢のシーンを描き分ける手法として、枠線の太さを変えたり、枠線の角を丸くしたりいろんな方法があるが、かすれを使うか使わないかっていう方法は違和感なくいつの間にか幻想世界に紛れ込むことが出来る。
なかなか素敵な方法だと思いますね。
この三部作、作者曰く、
「スカイダイビングしながら落下地点を必死で捜して着地した気分です。」
なんとなくわかるような気がします。(笑)
でも、三冊を見事に纏め上げた手腕に拍手を送りたいです。
それにしても・・・魔実也氏は本当に”女たらし”ですね。
女の心をぐっとわしづかみにしてしまうようなセリフをさらりと言ってのけるんですからね。
”お姫様 僕も
女性の裏切りにいちいち目くじら立てる程
純情(うぶ)ではない
あなたは楽しくて魅力的な
貴婦人(レディ)でした”
こういう気障なセリフが言える男ってステキですね♪
『幻想篇』『逢魔篇』から続く三部作の完結篇。
夢か現(うつつ)か現(うつつ)か夢か・・・。
不思議で奇妙な感覚に陥りつつ、いつのまにか葉介ワールドに絡めとられてしまう。
『逢魔篇』の終わりの方から、墨のかすれを効果的に使用した絵になってきている。
黒と白のはっきりしたコマは実際に起こっているシーン。
かすれた線を使ったコマは幻想シーン。
現実と夢のシーンを描き分ける手法として、枠線の太さを変えたり、枠線の角を丸くしたりいろんな方法があるが、かすれを使うか使わないかっていう方法は違和感なくいつの間にか幻想世界に紛れ込むことが出来る。
なかなか素敵な方法だと思いますね。
この三部作、作者曰く、
「スカイダイビングしながら落下地点を必死で捜して着地した気分です。」
なんとなくわかるような気がします。(笑)
でも、三冊を見事に纏め上げた手腕に拍手を送りたいです。
それにしても・・・魔実也氏は本当に”女たらし”ですね。
女の心をぐっとわしづかみにしてしまうようなセリフをさらりと言ってのけるんですからね。
”お姫様 僕も
女性の裏切りにいちいち目くじら立てる程
純情(うぶ)ではない
あなたは楽しくて魅力的な
貴婦人(レディ)でした”
こういう気障なセリフが言える男ってステキですね♪