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西鉄3000形(2)~車内の様子

2006-10-10 | 鉄道[九州・私鉄等]
 

(2)では車内の様子を取り上げさせて頂きます。

この車両は西鉄初のステンレス製車体を採用しコストダウンに努めている様子が伺えますが、車内に関してもドアは金属地がむき出し、蛍光灯はカバーなしと割合簡素で、関西辺りを走る車両の高級感溢れる内装とは異なり、また西鉄電車と競合するJR九州の列車の様な大胆な印象でもなく、決して派手さはありません。

ただ車内は座席に快適な転換式クロスシートを採用し、車内の化粧板なども首都圏の一部車両の様に如何にも安物というモノではなく、車内も清涼感を感じるものでありながら寒々しい印象は感じず、主に急行用として使用される列車としては充分過ぎる程の設備を備えています。
(福岡~大牟田間を特急で乗車したとしても十分な設備だと思います)

また車内には最近の新型車では恒例の案内表示機も装備されていますが、MAKIKYUが乗車した車両にはドア上のLED表示器に加えて車端部にLCDモニターが装備され、普通はどちらか一種類なのでこれは珍しい事例といえます。

「シンプルながらも快適な車両」というのがMAKIKYUがこの車両に乗車した際の印象で、近年の大手私鉄としては結構好感度の高い車両ですが、皆様ももし福岡へ行かれて西鉄電車に乗車される事がありましたら、是非この新型車両3000形に乗車され、従来の車両と一味異なった新しい西鉄電車を堪能されてみては如何でしょうか?

画像は車内の様子と、車端部のLCDモニターです。

西鉄3000形(1)

2006-10-10 | 鉄道[九州・私鉄等]
 

今日は九州唯一の大手私鉄として健闘している西日本鉄道(西鉄)の最新型車両・3000形について取り上げます。

3000形は今年春に運行開始したばかり、今後も増備される予定でこれからの西鉄電車を担う期待の星といった感じの車両ですが、MAKIKYUも夏の大旅行の途中でこの車両に乗車する事が出来まして、その際の状況もあわせて記させて頂きます。

この車両は鋼鉄製車体の塗装車ばかりが走る西鉄電車では初のステンレス車体を採用し、下回りは当然最新鋭のVVVFインバーター制御を採用、2両編成と3両編成という大手私鉄にしては比較的短い編成を組み合わせて運行に用いられる事や、近年の大手私鉄にしては珍しく行先表示がLEDではなく字幕式になっているのも特徴です。

現在は2両+3両の5両編成という西鉄では珍しい両数で運行される事が多い様で、その為この車両が使用される列車を判別するのは比較的容易となっています。
(3ドア車というだけでは、主力の5000形がゴロゴロしていますので…)

また従来の車両とは全く異なる塗装になっているのがこの3000形の大きな特徴で、この塗装も悪くは無いですが、どうも西鉄電車に乗車しているという感じが…アイスグリーン(水色)の塗装こそ西鉄電車と感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?

車内の様子に関しては(2)で取り上げたいと思います。

ちなみに写真は二日市駅の反対側のりば(下り)に入線した3000形の急行と、二日市駅の改札近くにある案内表示です。

MAKIKYUは反対側のりばの電車が折り返してくるまで二日市で待ち伏せしていましたが、西鉄電車の乗車券は短距離(370円以下)と券面表示金額と同額の駅を除き途中下車が可能という有難い制度がありますので、一旦途中下車して駅前でゆっくりと食事をしていました。
(ただしよかネットカード利用時は、予め乗車券に引き換えておかないと途中下車制度の恩恵に授かれないので、注意が必要です)


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