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中国鉄路乗車記の追加に関するお知らせ(0610)

2006-10-26 | Weblog

皆様、本日も「MAKIKYUのページ」をご覧頂きありがとうございます。

先月に2回ほど公開致しました「中国鉄路乗車記」ですが、新たに2列車の乗車記を追加しておりますのでご案内致します。

こちらの乗車記では、中国の鉄道に関心をお持ちの方を始め、車内での食事の様子なども掲載していますので、鉄道に関心は…という方も宜しかったらご覧下さい。

なお9月1日~3日にかけて乗車した列車は、MAKIKYUが初めて車中で2泊を過ごした列車で、中国のスケールの大きさを感じさせられるものです。

8月28日 N882/879次 重慶→成都(新空調快速硬座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060828

9月1日~9月3日 K284/1次 成都→上海(新空調快速硬座臥)
(1) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060902
(2) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060903
*乗車時間が長いので、乗車記を2つに分割しています。(1記事では、goo blogの文字数上限=10000字を超えてしまいますので…)

また以前に2回程公開しました「中国鉄路乗車記」に関しては、以下に告知がありますので、興味のある方でまだご覧になっていない方は、こちらも合わせてご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060922
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060929

なお今年夏の大旅行中に乗車した中国国鉄の、列車乗車時の様子を綴った「中国鉄路乗車記」ですが、とりあえず今回で終了の予定です。

車中泊を伴う列車に関しては全て掲載しましたが、昼行列車に関しては掲載していない(乗車記未作成)列車もあり、これの一部に関しては別の形で取り上げたいと思っています。

またこちらの告知記事はコメント不可となっていますが、乗車記に関してはコメントも可能ですので、何かありましたらコメントもどうぞ。

あと別件になりますが、「MAKIKYUのページ」では今月末にリンク集の切り替えを行い、リンク先サイトを幾つか追加致します。既にリンクに応じて頂いたサイト管理人様にはご迷惑をお掛けしますが、もう暫くお待ち下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

(この告知記事へトラックバックを送られない様お願い致します)


一畑電車3000系(2)~車内の様子

2006-10-26 | 鉄道[中国]
 

(2)では、先ほど取り上げた一畑電車3000系の車内の様子に関して取り上げたいと思います。

この車両は、京王から移籍してきた他の一畑電車の車両とは異なり、内装に関してもさほど手が加えられない状態で移籍している事もあり、車内は少々くたびれた感が否めませんが、整理券発行機や運賃表示機・運賃箱といったワンマン対応機器を除くと往時の面影が随所に残っている様ですので、一畑で走っている車両は全てオールロングシート車とはいえ、南海時代の活躍を知る方にとってはたまらないものかもしれません。

またくたびれた感が否めないとはいえ、木目の化粧板に高い位置に吊られた長いつり革といった関西私鉄ならではともいえる車内は、いくらリニューアルされたとはいえつり革を吊っているパイプなどが目立ち、見るからに実用本位といった感じの京王移籍組に比べて高級感があり、またこ天井中央と両側の窓上にグローブ付きで配列された蛍光灯は、あまり見られない独特なものでなかなかいい感じです。

あとこの車両に関して取り上げる際、鉄コレ第3弾に関する話も出てきましたので、これの一畑電車に関しても、ついでに画像を取り上げておきます。

一畑電車にはなかなか乗りに行けず、専ら鉄コレを眺めたり走らせて(別売りの動力ユニットなどを購入すれば、Nゲージの線路で走行可能です)イメージだけでも…という方は、この車内の様子を思い浮かべながら眺めたり走らせたりすると、より愛着が深まるかもしれません。

一畑電車3000系(1)~偶然にも鉄コレと同じ編成が…

2006-10-26 | 鉄道[中国]
 

最近TOMYTECから発売されたNゲージ(日本型は150分の1スケール)サイズのディスプレイモデル・鉄道コレクション(鉄コレ)第3弾は完成度の割に割安で、まして今回は小田急(2200形)と南海(21000形)の車両と言う東西の大都市圏で一世を風靡した車両という事で、比較的馴染みのある方も多い事からかなり人気がある様です。

また「MAKIKYUのページ」のリンク先サイトの幾つかでも、これに関連した記事を掲載されている方が居られますが、MAKIKYUも少々遅くなったものの週末にようやく鉄コレ第3弾を入手、1BOX購入して中身を見るとシークレットなしで各車両が1両ずつ・計5編成10両が揃いましたが、これに含まれる一畑[Ichibata]電車(元南海)をよく見ると3007+3017の編成で…

今年7月に大旅行の途中でMAKIKYUが立ち寄り、乗車した一畑電車3000系電車を撮影した写真をよく見ると、まさしくこの鉄コレそのものの編成で、しかも夜に電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉まで乗車したものでした。

これはビックリ、偶然乗車した編成がそのまま模型化とはなかなか有難い話で、それもあって今日はこの一畑電車3000系について取り上げたいと思います。

この車両は元々大阪の南海電車で「ズームカー」と呼ばれ、平坦線と急勾配や急曲線続く高野[Koya]線の山線区間(現在は橋本以南)の双方に対応した性能を持っており、平坦線のみで運用される他の南海電車に比べて車体が短い事も特徴で、これは山線の最新型車・2300系に至るまで続いています。

21000系は結構老朽化が進んだ事もあって、2000系などの導入により南海からはお払い箱になっていますが、その一部は大井川鉄道(静岡県)とこの一畑電車に譲渡され、一畑では京王から導入された車両と共に開業当初からの旧型車を一掃(イベント用には残存していますが…)し、路線の近代化に一役買っています。

この一畑電車にやってきた21000系は、形式を3000系と改められてワンマンカーに改造され、塗装も南海時代の渋い塗装とは正反対の黄色と白・紺色のカラフルな装いとなって活躍しています。

この車両、あまり念入りな改造はされずに一畑へ移籍しているので、かなり内装などを改造し、下回りも交換(京王線は1372mmという特殊な線路幅で、このまま移籍できる鉄道線は存在しません)された京王からやってきた電車に比べると、いかにも古めかしい車両という印象は否めません。

そのためMAKIKYUもこの車両に乗車する前は、何だか奇妙な電車が…と思っていましたが、いざ乗車してみるとなかなか乗り応えがあり、一畑電車の新塗装も悪くない様に感じます。

ただ南海時代の往時を知る方々から見れば、違和感を感じずにはいられないのかもしれません。
(MAKIKYUは移籍先の一畑と大井川鉄道でしか乗車した事がありません)

あと話が変わりますが、MAKIKYUが一畑電車の3000系に乗車したのは電鉄出雲市20時過ぎに出発する電車、これはパーフェクトチケット(一畑電車・バス・松江市営バスに2日間乗り放題で2500円)を持っていた事もあるのですが、松江しんじ湖温泉駅には駅前で接続する路線バスの最終(県庁所在地とはいえ20時台で最終です)が出た後の到着で、JR松江駅(この時はJR駅近くにホテルを手配していました)までは徒歩で向かう羽目に…(20~25分程度かかります)

一畑電車自体は21~22時台位まで運行されていますが、フィーダーとなる路線バス(一畑バス)は結構早く終わってしまいますので、乗車を予定される方は要注意です。
(昼間に関しては、JR松江駅~松江しんじ湖温泉駅間のバスは頻発しているので問題ありません)

車内の様子については、(2)で取り上げたいと思います。

写真は一畑口ですれ違いの際に入線した3007と、夜の電鉄出雲市で発車待ちの3017です。