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福岡のハングル検定準2級建築士[ちゃん]のブログです
일본 규슈 후쿠오카현 구루메시민 "창"의 블로그입니다
 




 久留米市城島町の交通機関といえば、酒蔵びらきの時はシャトルバスで一気に充実するものの、通常は15系統のバスが1時間に1本走るだけ。広大な町域全域をカバーするには至りません。
 そこで登場したのが、「よりみちバス」なるコミュニティバス。城島地区では、インガット号と呼ばれます。曜日別に路線が組まれ、くまなく町内をネット。この3月にはより使いやすいダイヤに変わったというので、町外からのおでかけにも使えるか、実践してみました。


 「よりみちバス」は、バス15系統の城島町内のバス停の他、西鉄電車の犬塚駅と、バス45系統の江見停留所で接続しています。まず往路は、西鉄久留米から45系統に乗って江見へと向かいました。
 江見での時刻表の乗り換え時間は5分。便によっては、2分しか時間がないパターンもあります。
 

 江見で、急いで乗り換え。ちなみに45系統が遅れた場合も、原則的に待つことはないようなので念のため。西鉄バスでは5分程度の遅れはよくあるので、確実に行きたいなら、西鉄犬塚駅からのルートが安心です。
 江見は、佐賀県のみやき町に位置します。県域を越えてコミバスが乗り入れるのは、珍しいケース。45系統との接続と、スーパー「アスタラビスタ」三根店へのお買い物客への配慮です。


 運転士さんから、1日乗車券を購入。たったの300円で、よりみちバスの他、15系統の城島町内エリアで乗降できます。
 1回乗車が200円なので、往復するなら、1日乗車券を買った方がお得です。


 宇多田ヒカルのニューアルバムをBGMに、よりみちバスは下田地区を下ります。城島町の中でも、下田地区は筑後川の佐賀県側。昔、筑後川が蛇行していた頃の名残りです。メインの県道ではなく、集落が張り付いている細い旧道を経由します。
 筑後川は、下田大橋で渡ります。船が点々と浮かび、有明海もだいぶ近い地域です。


 城島側に入ってもストレートに県道を下らず、集落の中を縫うように走っていきます。幅4mもないような道もあって、ワゴン車の本領発揮です。ダイヤ改正以前は、もっと狭い道も走っていたとか。
 狭い道での運転テクニックもさることながら、運転士さん、細かな路線を覚えるのも大変だったそうです。特に、事前予約があった場合だけ迂回する「よりみちバス停」は分かりにくそう。曲がり角での目標物をメモした、手製の地図を携えていました。


 図書館もある城島総合支所、福祉センターのげんき館、スーパーのアスタラビスタ城島店など、生活施設を巡るも乗客なし。このまま乗客ゼロでは寂しいなと思っていたら、楢津からおばあちゃんが乗ってきました。
 僕たちは、あおき温泉で下車。田んぼの真ん中に沸く、民間の温泉施設です。15系統の青木校入口が従来の最寄りバス停ですが、ちょっと距離があり、目の前に止まるよりみちバスは便利です。


 あおき温泉は、トロっとした泉質の掛け流しの湯。個人的には、久留米市内でも屈指の湯の良さだと思っています。車持ちの頃は、月イチ程度で通っていました。入浴料は500円と割安。1日乗車券の提示で、さらに50円引きになります。
 西鉄犬塚駅までは、月・水・土で4往復、火・木・金なら6往復あるので、町外からの来訪でも実用的に使えるルートです。


 お昼ごはんは、お向かいのうどん屋さんで。簡易な構造の小さな店構えは、香川のうどん屋さんみたい。


 讃岐うどんなんだけど、コシは筑後うどん的。味はあっさり目でした。


 13時24分発の逆方向のバスで、城島総合支所に戻りました。


 折り返しのバスの時間までは、城島図書館でのんびり。雑誌も充実していて、くつろげます。


 14時17分発・犬塚駅方面のバスには、地元のおばあちゃんが乗っていました。城島町南部の江上地区、かつては路線バスが頻発していたそうですが、十数年前に全廃。よりみちバスで、公共交通が復活したエリアになります。旧揚田バス停という停留所名も、その名残。
 萬年内科で下車。バス停の中には病院もいくつかあり、通院利用のお年寄りは多いそうです。


 来た道をトボトボ戻ること、約5分。猫カフェ「ねこる」にやって来ました。城島町に猫カフェができるとは予想外で、一度のぞいてみたかったのです。
 曜日限定の営業で、営業時間も日によって違います。今日は15時からの営業だったので、14時45分のバスで着いた僕らは、少し待ちました。オープンしているかは、FBで事前チェックしてから行きましょう。








 猫ルームの利用は、30分ごとに500円。別途、300円からのドリンクのワンオーダーが要になります。
 そんなに広い部屋ではない分、猫の密度がすごい! 野良出身が多い割には人なつっこくて、結局1時間ばかり癒されてしまいました。


 昼はうどんだけだったので、ちょっと小腹が空いてきました。交差点の向かい側にあった、プレハブのパン屋さんでおやつを調達。


 アップルパイが名物とかで、その場でじゃんじゃん焼き上げているそうです。値段も150円くらいとお手頃でした。


 16時17分発の最終バスで犬塚駅まで乗って、よりみちバス・インガット号の旅はフィナーレ。1日に2台が運行するよりみちバスですが、結局ずっと同じバスだったので、運転士さんともすっかり顔なじみになりました。
 大型タクシー仕様のクルマなので、バスというよりはタクシーで街巡りした気分。300円で味わえる、贅沢な旅?とも言えるかも。


 犬塚駅、西口が新しくなりました。東口のトイレも、改築工事が間もなく完成です。
 西鉄久留米までは、大善寺に特急で乗り継いで17分。くまなく巡るよりみちバスとは異質の、あっという間の時間でした。 

今回のルート(@tripへのリンク)
よりみちバス(久留米市へのリンク)

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 若戸渡船の渡船場から、若松駅まで歩いてきました。
 若松駅舎は、リニューアルを終えたばかり。グレーの外壁に細めのフォントが、クールな印象です。


 コンコースは、天井と壁こそ変わったものの、床は時代がかったタイルそのまま。指宿や霧島神宮といった、観光地の駅舎のリニューアルとは、少し力の入れ方が違います。
 石炭とともに歩んできた駅の変遷を、写真で辿れるのは、歴史ある駅ならではです。


 駅のうどん屋さんが健在なのは、嬉しい限り。お弁当も買うことができます。
 時間はちょうどお昼時。電車に乗る前のおじちゃん、おばちゃんや、早退の高校生と一緒にすするうどん、おいしかったです。


 しかし若松駅から直方駅までの各駅(折尾、直方を除く)は今回の新ダイヤで、無人化という合理化の洗礼を受けました。株式上場後初の合理化策とあって、地元ニュースでは大きく取り上げられました。
 若松駅と中間駅だけは完全無人化に至らず、朝の2時間だけ窓口が開きます。沿線利用者や市議会などの反発を受けた、一定の譲歩でした。


 券売機の横には、大型画面の列車運行情報装置が設置されていました。列車の現在位置がざっくりしていて分かりにくいものの、サービスダウンを、少しでもくい留めようという配慮は感じられます。


 自動改札機は、切符の投入口が閉鎖され、ICカード専用になりました。自動改札機に慣れた切符利用者が、もっとも戸惑うところで、ホントに通さなくていいの?という表情です。
 高価な改札機が、ICカード用の簡易改札機と同等機能しか使われていないのは、もったいない話。簡易改札機に交換して、改札機が不足している駅に移設してほしいものです。


 若松駅には売店があり、駅が無人の時間帯でも、人の目が届いています。
 周囲にコンビニもないし、いっそファミマにでも改装すれば、24時間明るい駅になりそうだ…と思っていたのですが、なんと今月末をもって閉店してしまうのだとか。うどん屋さんには何とか持ちこたえてほしい、「区の玄関口」でした。


 若松線の明るい話題は、すべての列車が819系蓄電池電車・愛称「DENCHA」に置き換わったこと。古びたディーゼルカーから、最新鋭の電車「同等」の車両にグレードアップしました。
 若松~折尾間の所要時間は、これまでの18分から16分に短縮。さらに、2001年の部分電化以来、折尾で分断されてきた列車も、直方への直通が復活しました。限りなく電化に近いインパクトがある新ダイヤです。


 前回乗った際、電車より少し加速が劣るかなと感じましたが、改めて乗ると さほど違和感がありません。軽快に飛ばし、電化区間とまったく変わらない乗り心地に感じられました。
 今回の改定は、若松線にとって明だったのか暗だったのか。少なくとも、暗を極力カバーするような施策は打たれたことは確かです。


 二島駅で下車。


 若松線というか、筑豊本線の各駅は小駅であっても、駅の敷地が広々としています。


 若松駅と同水準の利用者がいる、二島駅。自動改札機はフルスペック型で、窓口も設けられていましたが、完全に無人化されました。
 若松駅には案内の係員さんがいたのに、二島駅には人の気配がなし。香椎線無人化の際には2週間、案内の係員を配置する経過措置があったのだけど…


 高校生の利用者が多くいる駅。親御さん達は、無人化をどう受け止めているのか、気にかかります。


 次の「電車」は37分後。昼間は1時間に2本の若松線、運行間隔が一定していないのが玉に傷です。
 時間もあるので、駅と平行する国道199号線を、奥洞海駅へ歩いて戻ってみました。通行量が多く、ロードサイド店舗も張り付き、典型的な地方の幹線道路の雰囲気。市バスが頻繁に走っていて、便は良さそうです。


 途中の踏切で見かけた、若松行き。架線のない線路を、モーター音を静かに響かせ走っていく「電車」に、まだまだ違和感を拭えずにいます。


 若松競艇の最寄り駅としてお馴染み、奥洞海駅着。


 以前からの券売機があるものの、ICカードには対応していません。残高不足の場合は、下車の時に、遠隔操作の精算機で精算することになります。
 ぴったり0円の時は、切符に頼らざるを得ません。


 女性の係員さんが、乗客に係員案内型精算機の使い方を説明していました。従来では対応できなかった時間帯でも案内できます!と謳われる、スマートステーションの最重要ツールの一つですが、さて利用者の評価はいかに。
 しばらく目を離していると、係員さんの姿が見えなくなりました。困った人がいたら、どこかから登場する段取りなのかな。


 無人化に合わせ、ホームの案内表示は大きく、見やすいものに改善。一部ホームのかさ上げも実施されていました。


 直方行き「電車」に乗車。


 車内のモニタでは、ハイブリッドカーよろしく電気の動きが「見える化」されています。
 蓄電池モードでブレーキがかかっていると、こんな感じ。


 折尾駅に到着。30人ほどの乗客のうち、乗り通すのは僕を含め5人でした。その数が多いか少ないかはともかく、工事中で筑豊本線の上下ホームの動線は長くなっており、5人にとって助かることには間違いないです。
 パンタを上げて、直方までは「普通の電車」として走行します。


 9分停車の間に新たな乗客を迎え、直方方面へ。電化区間に入り、加速がいくぶん良くなったような気がするけど、気のせいかも。
 電化区間では、ブレーキで発生したエネルギーは架線へと回生されます。


 中間駅で下車。中間市の玄関であり、今回無人化が実施された各駅の中では、最多の乗客数を誇ります。


 駅舎内では、点字ブロックの工事中。これまで窓口へ誘導されていたブロックを撤去し、直接改札に向かうよう修繕されていました。窓口が開く朝の2時間のことを考えれば、適切なのかちょっと考え込んでしまう所ですが、うーむ。
 過渡期の案内員さんは中間でも見当たらず、工事の担当者が適宜案内していました。遠隔操作のスタッフも中間に詰めているはずだけど、事務室から人の気配がしません。


 列車運行情報は、事務室の改札口窓口にはめこまれていました。画面のサイズが若松に比べて小さく、見えづらさを感じる人もいるかも。


 ダイヤ改定の告知ポスター。「3月4日より筑豊本線が変わりました」って、頑張って定着させてきた福北ゆたか線&若松線の愛称はどこへ?
 両方を総称する時には、筑豊本線の愛称は健在のようです。


 係員対応精算機には、マグネット式のフックに、ホワイトボードとペンがぶら下げられています。耳が不自由な人向けのものでしょう。急ごしらえ感は拭えないけど、利用者の意見を真摯に聞いた結果ではあります。
 ただこの精算機、少し背が高すぎるのでは? 子どもや車椅子の人には、とても届かない高さに、呼び出しボタンと画面があります。


 次の電車も「DENCHA」でした。折尾~直方間では1時間に3本の電車のうち、2本が「DENCHA」に変わっています。
 これまでの817系も充分新しかったし、革張りのクロスシートがロングシートに変わった点も、人によってはサービスダウンと捉える向きもあるでしょう。若松線と違って、無人化の側面がよりクローズアップされそうな区間です。


 鞍手で下車。ちょうどやって来た若松方面の「DENCHA」を、跨線橋から見送りました。パンタグラフを上げて走る姿が、やっぱりしっくりくるデンチャ…もとい、電車です。
 駅周囲は田んぼばかりで、民家は数軒のみ。しかし埴生駅は、1日の利用者が千人を超えます。


 コミュニティバスが接続し、パーク&ライド用駐車場も整備された、交通結節点。もとは鞍手町内を走っていた、室木線廃止と引き換えに作られた駅で、街唯一の玄関口です。
 それだけに無人化には、寂しい思いをしている街の一つでもあると思います。


 改札口に設置されていた、磁気きっぷ用の簡易改札機は撤去されていました。今後は、入場記録のない定期券や回数券でも出場できるということであり、キセルを助長しないか心配です。
 都市圏の電車なのに車掌もおらず、改札もしないという方法は、ヨーロッパで見られる「信用乗車」により近づいたように感じられました。かの地ではなぜ問題なく運用できるのか、あるいは何が問題なのか。探るべき段階にあるのでは。


 鞍手~直方で乗ったのは、黒崎方面からの電車だったので817系でした。819系と同様、ロングシートの2両編成で、データイムの車両の仕様が揃った格好です。木製の座席が固く、819系並みのクッションの厚さがほしいところ。
 若松~直方の直行が増えた反面、直方での列車分断は、今回の新ダイヤでさらに進みました。同じホームで博多方面の快速と接続し、不便は最小限になっています。


 桂川で「原田線」こと、桂川~原田間の区間列車に乗り継ぎ。以前まで活躍していた国鉄末期のキハ31系ではなく、さらに古いキハ40系が待っていました。
 若松線の「DENCHA化」に合わせキハ31系7両が廃車されており、これに合わせて原田線の車両も変わったのか? 今回ダイヤ改定で何も影響がない区間と思っていたので、思わぬ変化でした。

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 平成29年3月のJR新ダイヤ。九州では、肥薩線観光列車「やませみ・かわせみ」の運行開始や、九州新幹線の通常ダイヤ復帰など、小粒ながらも明るい話題に恵まれました。一方で日豊本線「にちりん」のワンマン化という、一歩踏み込んだ合理化も進められています。
 福岡県周辺でも、明暗それぞれ変化が見られた今回のダイヤ改定。初の平日となった3月6日(月)、見分に出かけてみました。


 JR久留米駅で待ち受けたのは、7時48分発の吉塚行き特急「有明4号」。新幹線開業後も通勤時のみ残った、鹿児島本線の在来線特急の1本です。
 博多着8時29分と、福岡への通勤にはうってつけの時間。混み合う快速電車を避け、快適に通勤しようという人で、乗降口には列ができました。


 自由席は9割以上の乗車率で、相席を嫌いデッキに立つ人もいます。とはいえ自由席はわずか3両。最大で11両を連ねた、「リレーつばめ」時代の面影はありません。
 指定席とグリーン席が半室ずつの1両は無人で、なんだかもったいない気もします。


 「有明4号」そのものはダイヤ改定前から走っていた列車で、今回の新ダイヤでの変化は、鳥栖駅以北。佐賀~吉塚間に増発された「かもめ104号」を、鳥栖で連結するのです。
 鳥栖駅での特急連結は2005年の寝台特急「さくら」廃止以来なので、実に11年ぶりの復活。今日は初日とあって、社員さんが数人、立ち会っていました。


 日中は「みどり」の運用に入る「有明」編成に、ソロリソロリと「ハウステンボス」編成の「かもめ」が近づいてきました。社員さんに加えギャラリーも見守る中で、11年ぶりの連結劇が始まります。




 とはいえ両編成の併結は、早岐駅で毎日行われてきたもの。特にトラブルもなく、あっさりと完了しました。




 従来からあった「有明 博多・吉塚」に対し、「かもめ 博多・吉塚」は今回、初お目見えの方向幕です。


 両編成間の貫通扉も、しっかり開かれました。


 混雑していた「有明」に対し、「かもめ」編成はガラガラ。新ダイヤ初日では、まだ行動パターンを変え辛い時期なのかもしれません。定期も書き換わる4月には、混雑するようになるのでは。
 それにしても朝の上り特急、佐賀駅では7時台だけで17分、29分、38分、56分と、4本も発車するようになりました。佐賀市のベッドタウン化、ますます加速!?


 多くの特急が止まる二日市駅も、朝通勤時の上り特急は通過。二日市から博多までの特急料金は300円なので、気軽に乗ってくる人で溢れても困るという判断なのでしょう。


 南福岡駅では、通勤客で満載の普通電車を追い越し。他に原田や太宰府信号所でも追い越しがあり、通勤時の特急運行が普通電車に及ぼす影響は大きいものがあります。
 今回の増発に対しても、「純増」という選択は取りづらかったものと思います。


 さて、今回の併結劇で最も とばっちりを被った形になるのは、有明4号の常連客でしょう。久留米以南の発車時刻は変わらないまま、鳥栖での連結作業の分、博多到着は8分も遅くなったのです。
 気付かないまま今日を迎えた人は、受難だったのでは? 博多に到着するやいなや、猛ダッシュで降りて行った人が、少なくとも10人はいました。朝の8分は貴重、お疲れ様です!


 博多で3分停車の後、1駅間は普通電車となって終点、吉塚には8時32分着。


 博多ほどではないけど、8両の電車から乗客が残らず降りれば、そこそこの数になります。


 吉塚駅周辺は官庁街。一般的な公務員の出勤時刻は過ぎているけど、時差出勤組ならベストタイムの時刻です。駅前のダイヤモンド交差点は、青になるとスーツ姿で埋まりました。




 というわけで、僕も人波に乗り九大病院へ。


 外来棟のサブウェイで、朝食にしました。


 吉塚駅には、ダイヤ改定にまつわるこんな告知も。わずか2分早くなるだけとはいえ、終電とあっては死活問題でもあります。


 上りの快速電車に乗り、折尾へ。
 1月2日に高架化されたばかりのホームに、今回初めて降り立ちました。これまでの時代がかった雰囲気から一新、広々とした明るいホームです。




 現在は過渡期の姿で、現在の鹿児島本線下りホームは最終的に、筑豊本線の短絡線(現在は折尾駅鷹見口経由の路線)になります。
 短絡線は現在のダイヤだと昼間は1時間に1本、2両編成の電車が発着するだけ。ちょっと立派すぎかな。


 現在は北口、東口、西口、そして別駅舎の鷹見口の、計4つも出口がある複雑な折尾駅。乗り換え案内も、4つの出口を用いて案内されています。
 最終形で出口は1つにまとめられる予定で、最新型のLEDでなされる煩雑な案内も、過渡期の姿といえます。


 階段の壁面は、レンガ調。旧駅のデザインをオマージュしたのかな?


 地平レベルのコンコースは、まだ仮設の状態。


 旧駅のレンガアーチ造の通路も、一部にまだ残っています。


 駅舎自体は仮のものですが、高架橋とホームを見ていると、完成形も目に描けるようになってきました。


 現在完成している高架橋は、鉄筋を伸ばしっぱなしの状態。旧線路を撤去後、新たな高架橋が建設される予定です。




 駅前のオリオンプラザビル1階には、高架化事業の広報室があり、複雑な工程も分かりやすく知ることができます。


 新駅舎は、鹿児島本線と筑豊本線の高架に挟まれた、三角地帯にできるそうです。デザインは旧駅舎に似たものになるようだけど、ちょっと窮屈な感じ。駅の印象も、だいぶ変わることになりそうです。


 昔ながらの堀川運河の景観も、変わっていくのかな。


 いろんな思い出のある旧ホームの取り壊しが、着々と進んでいました。


 折尾から、さらに鹿児島本線を上ります。旧線路の撤去はこれからの模様。


 戸畑で下車。ホームからもよく見える、若戸大橋へと歩きました。


 赤いつり橋の下を、ミズスマシのように軽やかに往復する船が、若戸渡船です。
 戸畑と若松を、トンネルと橋の2本が結ぶ今も、市民の足です。


 運賃は100円。充分安いように感じるけど、僕が中学生の頃(20年前)はナント20円でした。
 当時の時刻表に乗っている運賃の中でも、もっとも安いということで有名だったものです。


 エンジン音を轟かせ出航し、橋の下を航行すれば、わずか3分で若松着岸。あっという間の船旅でした。


 渡船場にはバス乗り場があり、市営バスがシームレスに接続しているのは立派。
 しかし僕は港町の風を感じたくて、岸壁沿いを歩いて駅へと向かいました。続く

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 福岡天神から、西鉄で下って5駅の街、井尻。普通電車しか止まらないのに、1日の乗降客は2万人を超え、西鉄では6位につけるほどの街です。
 僕自身、社会人駆け出しの10年前に博多区諸岡住まいだったこともあり、馴染みの街のひとつ。初の飲み歩きイベントを行うというので参戦してみたら、まったく違う井尻の顔が見えてきました。


 JR沿いの職場から、快速と普通を乗り継いでJR笹原(ささばる)駅へ。こちらも1日1万人近い利用者がある駅ですが、1時間に3本程度しか停車しないのは泣き所です。
 諸岡住まいの頃も、時刻表が手放せなかったことを思い出します。






 一方、歩いて10分の西鉄井尻駅は、昼間でも10分おきに電車があります。ラッシュ時には4分毎にやってくる時間もあり、下り電車が到着する度、駅前の踏切は人で埋まります。さすがは西鉄6位。


 午後7時、旅仲間と待ち合わせて、まずは1軒目へ。下り側駅舎から歩いて1分以内という好立地の、肉酒場・炙一へ突入です。


 「とことこウォークin井尻」のチケットは、6枚つづりで3千円。飲み歩きメニューは1枚と2枚を選べる店が多く、飲み重視なら6軒ハシゴすることも可能です。
 飲み屋に限らず、持ち帰りギョーザやアクセサリーに使える店もあるので、飲みきれない時はお買い物に使うのもいいかも。


 炙一のチケット1枚(500円)のメニューは、わざび枝豆+とり皮炙り+ドリンク1杯。安っ!
 看板メニューの炙りも、わさびがほのかに効いている枝豆も、ビールがぐいぐいすすむ味です。思わず生を1杯追加してしまいましたが、これも440円なんだから、良心的なお値段。


 そして2枚(1,000円)のメニューは、地鶏もも焼き+ゴマザバ+ドリンク1杯。数量限定メニューのゴマサバを出してくるとは、なんたる大盤振る舞い。
 大きなバチに焼酎を入れて、ヒシャクですくって飲むという「焼酎バチ割り」なんて面白いメニューもあり、通常営業でもまた来たい店でした。


 2軒目は、西鉄線沿いにあるカフェバー・LUCE del Soleへ。ジェラートがウリとのことで、ちょっと一休みの気分です。


 石垣島ジェラートのメニューは盛りだくさん。


 チケット1枚で、ジェラートのハーフ&ハーフに、コーヒー1杯を味わえます。


 店内も、こじゃれたカフェの雰囲気。酔っ払いが来ちゃ迷惑かもという気遣いは無用、酒メニューも充実してる店です。マスターも、飲み屋のノリに近いかも!?


 というわけで僕は、同じくチケット1枚のハウスワイン2杯コースで。一口サイズかなと思ったら、どんとでかいワイングラスで出てきてビックリです。これ2杯で500円分とは、恐れ入ります。


 ちなみに2枚メニューはこちら、「LUCEせんべろセット」。沖縄で知り、大好きなフレーズの一つとなった「せんべろ」に、井尻で会えるとは。
 当日のお楽しみとされていたメニューは、飲み物2杯(メガジョッキハイボールもOK)に、ワンプレートのおつまみでした。なるほど、千円でべろべろになれそうです。


 まだまだ続く井尻ウォーク。3軒目は、踏切を渡り商店街へと歩きます。幅4mもないようなヒューマンスケールの商店街を歩くこと数分、「美人通り熊本館・ポポタン」が見えてきました。
 美人通りとは、井尻商店街に最近付けられたニックネームなんだとか。


 パイプ椅子とテーブルが置かれ、セールの洋服も並んでいる、思うてたんと違う雰囲気の店内。アド街の井尻特集なんてあったら、気にスポ登録されてしまいそうです。
 イベントスペースがメインらしく、ステージ?ではバンドさんが練習中でした。


 そして通常営業のメニューがこちら。馬筋煮込み蕎麦400円、馬筋肉煮込み鍋300円、ビール250円…どんだけ安いんだよ!
 実は熊本館、NPOが運営する熊本地震の復興応援のお店。スタッフもボランティアで頑張っているからこそ、できる価格なんだそうです。


 チケット1枚メニューは、馬筋肉煮込み鍋+生ビール。味もGood、ボリュームたっぷりです。
 これで500円なんて信じられないですが、通常価格でも550円なので、とことこチケット利用者は少ないんだとか。


 おでん8点盛りも選べます。


 4軒目は、井尻駅上り駅舎前のオルタバー。狭い階段を上がった先には、シックなバーが待ってました。


 こちらはチケット2枚のメニューのみ。ドリンク+スモークおつまみorケーキに、お土産まで付いてきます。しかもドリンクは780円のものまで選べるんだから、やっぱり大盤振る舞いです。
 知多のロックを舐めながらのケーキも、乙なものでした。


 蒸留酒には、薫製もよく合います。


 というわけで、チケット3千円+ビール1杯440円でべろべろになった金曜日の夜は、4軒でお開き。西鉄電車に揺られ、久留米に帰り着く頃は午前様でした。
 馴染みの街だったのに、今回巡ったのは、どこも初めての店ばかり。改めて開拓してみたい、奥の深い井尻の街でした。

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 久留米市の隣町、うきは市・吉井。白壁の土蔵が連なる歴史ある街並みは、毎年2月から3月にかけ、「おひなさま巡り」で賑わいます。
 今年は25周年という、節目の年。ちょっと気になっていたお店もあったので、土曜日の午後、ふらりと吉井へ出かけてみました。


 通町の我が家から久大本線に乗るなら、わざわざJR久留米駅にまで行くより、久大本線の駅まで直接出た方が便利。JR南久留米駅まで、自転車を漕いで10分です。
 南久留米駅の平屋建ての木造駅舎は、背後の巨大マンションに飲み込まれそうです。


 SUGOCAに対応しているのは、旧久留米市内の善道寺までなので、きっぷを購入。
 駅事務室に詰める駅員さんの姿があり、ほっとします。若松線ですら無人化計画がある中、いつまで健在か心許なくはありますが。


 筑後平野を思いのほか飛ばす普通列車に揺られ、約30分、筑後吉井着。駅前は静かだけど、こちらも有人駅です。特急も停まります。


 国道210号に出れば、車通りが多くて、これはこれで落ち着かない感じ。
 中心部に進むにつれ、歩道が広くなってきてました。通りに飾られた生花に、なごみます。


 街中まで出てくると、ひなまつりの雰囲気が出てきました。市の施設だけでなく、個人のお店も協賛して、ショーウインドウが華やかに飾られています。


 今日の目的地の一つ、MINOU BOOKS CAFEへ。書店が成り立ちにくい地方の街にあって、カフェと暮らしに根付いた選書で定着を目指す、新しい「町の本屋さん」です。
 建物は、古びていながらもいい味を出している、タイル張りのRC2階建。もとは魚屋さんだったそうです。


 建物の中も、古い鉄骨やガラスはそのままです。手の入れらた範囲は最小限だけど、それが古臭さにならないセンスが素晴らしい。
 本屋のスペースは小さなもの。でも見たことのない本や雑誌も多くて、楽しく書棚を巡りました。どんな本でもネットで買える今だからこそ、手に取らねば良さが分からない本がある本屋さんは、大切です。それも身近なところに。


 ブックカフェとはいっても、会計前の本をカフェに持ち込むのはNG。雑誌を買い求め、サンドイッチを食べました。新鮮野菜がシャキシャキ鳴って、うまいです。
 カフェコーナーにある、自由に読んでいい本のラインナップも充実していて、ゆっくりくつろげました。


 2階に入っているのは、生活購買店reed。普段使いできる良質な雑貨が揃っていて、MINOU BOOKS CAFEに近いコンセプトを感じます。
 おしゃれにラッピングしてもらえるみたいなので、知人・友人への贈り物選びにもいいかも。






 ひさびさに歩いて巡る、吉井の白壁の街。身近な街なのに、もう10年以上ぶりです。カフェやらギャラリーやら、ずいぶん増えたような気がします。


 鏡田屋敷へ。築100年を超える、官舎住宅です。
 公式な開館時間は16時30分までですが、時間が過ぎてても入れてくれました。おひなさま巡りの時間が17時までなので、合わせてくれたようです。感謝。




 豪華なひな壇飾り。一つだけでなくいくつも並び、かざり方の様式や人形の表情は、個性豊かです。
 管理が難しくなってきた人形の寄贈を、市内のあちこちから受けているそうで、年々数は増えているとか。多くの人目に触れられて、おひな様も喜んでいるのでは。


 2階へ上がる階段には、曲線の意匠が。やさしく、優美な印象を与えます。


 屋敷の2階は、楼閣のような造りに。風通しがよくて、夏場は気持ちよさそうです。
 今でこそ家が建て込んでいる周囲ですが、建築当初は耳納連山を見渡せたんじゃないかなと思います。


 鏡田屋敷の西側の路地を下ると、水路の立体交差に出会いました。
 たびかさなる干ばつに見舞われた末、筑後川の導水で豊かな土地となっていったという吉井。立体交差水路も、灌漑の工夫の跡なんでしょうか。


 身近な街にも旅がある。なんだか得した気分で、帰路の列車に揺られました。 

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