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韓国鉄道5000系(2)~昨日の事もあって韓国ネタを…

2006-10-16 | 鉄道[大韓民国・広域電鉄/地下鉄等]
 

昨日MAKIKYUは所用の帰りで小田急線に乗車し、その際向かいの座席にはハングルで「東京」と書かれたガイドブックを持った2人組の乗客が…

彼らは日本語は話せない様で、筆談で尋ねると予想通り韓国ソウルからの旅行客、鎌倉観光の戻りで日本は初めてとの事でしたが、都心へ戻るのに小田急線を使うとはなかなかお目が高い!!

日本は初めてと言うにも関わらず飛行機で来たらしく、これもMAKIKYUには真似のできない芸当で、なかなかやるなぁ…という感を受けました。

しかも昨日、この韓国人が乗っている電車に乗り継ぐ前の各停でも、車内の床に落ちていた見慣れないガムの包み紙が気になり、拾って見るとハングルが…(LOTTEのモノ・製造先は富川Bucheon市でした)

昨日の帰りに乗車した小田急線は、何だか韓国に居るような錯覚を覚えさせてくれる様な感じでした。(しかも駅名標はハングル併記が多いですし…)


少々前置きが長くなりましたが、昨日の出来事は韓国ネタ掲載暗示の様な感じもしますし(?)、今日は以前に引き続き韓国の通勤電車に関する記事を取り上げたいと思います。
(皆様は小田急線の方が良かったでしょうか?)

写真はソウルメトロ1号線や、直通運転を行っている韓国鉄道(KORAIL)の首都圏電鉄Sudokweon-Jeoncheolで活躍している5000系車両で、以前にもこの形式の初期形(角型)について紹介しましたが、この5000系は途中でモデルチェンジされたもので丸形の前面が特徴、「トングリ」とも呼ばれています。
(最近では更に新しいタイプも出始めています)

この車両は先日紹介した5000系とデザインは異なるものの、同じ形式というだけあって下回りは同一で製造されましたが、途中からVVVFインバーター制御の半導体素子がGTO→IGBTに変更されています。
(それでも比較的最近までGTOで製造しており、KORAILは比較的長い期間同じ仕様の車両を導入する傾向がある様です)

またこの車両の増備途中で韓国国鉄→韓国鉄道公社への民営化が行われており、この頃から写真の車両の様な新塗装に変更されています。

この新塗装はKORAILのコーポレートカラーである青をベースに、路線別のラインカラー(1号線は赤)を組み合わせたもので、このパターンの色違いも他の路線で運行されています。

また丸形の5000系も、初期に登場した車両は別の塗装で登場して最近この写真の塗装に改められていますが、こちらの塗装の車両については別記事で紹介したいと思います。

ちなみにこのトングリの写真は、以前袴井Geumjeong駅で撮影したものですが、現在ここには転落防止用の柵が設置され、このアングルでの撮影は不可能になっています。

それと昨日の小田急線での事もありますので、オマケでハングル表記入りの駅名標画像を掲載します。

なお以前取り上げた5000系角型に関する記事も以下にありますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20061006