マックンのメモ日記

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個人情報が丸見え!設定如何によっては落とし穴に陥ることも!

2014-08-22 18:13:55 | ネット、ビジネス、IT
数年前から、あるNPO法人のメンバーや支援者の間で使っていた米グーグルの無料メール共有サービス「グーグルグループ」でのやりとりが、インターネット上で誰でも見られる「公開」の設定になっていて「勤務先や携帯電話番号、銀行の口座番号までも丸見えだったのです」。このようにグーグルグループを巡っては昨夏、中央官庁の職員らが初期設定の公開状態のまま業務で利用していたことが問題化したのです。

米グーグルはその後、新規利用者については初期設定を外部に非公開とする仕様に変更したそうです。ただ既存利用者は自ら設定を変更する必要があり、いまだ公開が続いているケースは残っています。便利なネット上のサービスやスマホのアプリも、機能や設定を理解しないまま利用すると思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

こうしたトラブルの相談は主に10代の女性から1~2か月に1回のペースでトラブルの相談が寄せられているそうです。原因の多くはスマホを使って自宅周辺で撮影した画像から、自宅の大まかな位置を第三者に特定されてしまうというものです。つまり撮影時の位置情報を記録する設定で全地球測位システム(GPS)機能を起動させていると、画像データに緯度や経度などの情報が添付されてしまうのです。だからその画像をネットで公開したり知り合いに送ったりすれば自宅が特定されてしまうというわけです。

ネットセキュリティー分野を含むコンサルタント会社を経営する人によれば、「サービスの利用規約にも注意が必要」と指摘しています。例えば、ネット上に文書や画像を保存できるサービスの場合、保存したデータの「使用」「複製」「変更」「出版」などの権限をサービス事業者が得ることになっていることがあるそうです。

専門家は「どう設定したらいいのか周囲の詳しい人に教えてもらうなど、少し気を付けるだけでもトラブルは避けられる」と言います。ネットサービスやアプリの名称に「注意」「危険」と言った単語を付けて検索してみれば、一般利用者が経験したトラブル報告や専門家のアドバイスが見つかることは少なくありません。ちょっとしたことで自己防衛できることはあるのですから、ネットでまず調べるという事も必要です。

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