マックンのメモ日記

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七草粥の由来は!

2012-01-07 19:38:31 | その他
今日は七草粥を食べる日ですが、七草粥とは、人日(じんじつ)の節句(1月7日)の朝に食べられている日本の行事の料理です。春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って食べられてきました。また祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われ、すでに平安時代にはこの行事は行われていたそうで、室町時代の汁物が原型とも言われています。この行事が近くなると、セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種をセットした商品が、多くの八百屋などの販売店にて販売されるようになりました。 必ずしも上記の食材すべてが使用されるわけではないようで、地方によっても食材が異なる場合があるそうです。

人日(じんじつ)とは、1月7日に七種粥を食べることから七草の節句とも言われています。これは中国古来の風習から来ているもので、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていて、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七種粥となったのです。五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことで、暦の中で奇数の重なる日を取り出して、奇数(陽)が重なると陰になるとして、それを避けるための避邪(ひじゃ)の行事が行われたことから、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓う(はらう)という目的から始まったそうです。この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」と言われるようになったのです。

古来、中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていました。日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。江戸幕府の公式行事となり、将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。また、この日は新年になって初めて爪を切る日ともされ、七種を浸した水に爪をつけて、柔かくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われているそうです。

五節句には、3月3日、5月5日のように奇数の重なる日が選ばれますが、1月だけは1日(元旦)を別格とし、7日の人日を五節句の中に取り入れています。具体的に言えば、1、人日(じんじつ)、1月7日に食べる七草、2、上巳(じょうし/じょうみ)、3月3日の桃の節句、雛祭り、3、端午(たんご)、5月5日の菖蒲の節句、4、七夕(しちせき/たなばた)、7月7日のたなばた、5、重陽(ちょうよう)、9月9日の菊の節句です。「五節句」の制度は明治6年に廃止されましたが、今での年中行事の一環として定着しています。しかし朝食べると言うのはなかなか忙しい現代においては、朝早く起きて作れば別ですが、夜食べるところもあるのではないでしょうか?実は私のところも夜食べていますが、本当は朝食べるものです。

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