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「iOS 10」で端末買い換えは不要に?

2016-09-17 16:24:14 | ネット、ビジネス、IT
「ビッグニュースです。米アップルが14日から新しいiPhone(アイフォーン)を無料で配布しました」。

アップルの最新OSでは、頻繁に利用するアプリに多くの新機能が追加されました。問題は新機能を見つけ出すのが困難なことです。

 これは誤って開いたスパムメールではありません。ハードウエアの多少の変更よりソフトウエアの大型アップデートの方が重要だと思う人は、最新モデル「iPhone 7」ば魅力的に見えても財布のひもは締めた方がいい。アップルのモバイル端末用基本ソフト(OS)「iOS 10」を使えば旧モデルのiPhoneでも新鮮さを感じることができるからです。ただし、ヘッドホン用の穴は付いたままだですが。

 デザインに大きな変更はありませんが、iOS 10によって、利用頻度の高いアプリに本当に必要だった見直しが行われました。さらに、オンラインサービスの分野でグーグルやフェイスブックなどと競争する知性をアップルが手にした可能性も示されています。

 問題はアップデートをすべきか否かではなく、いつすべきかです。アップルからの絶え間ないアップデートの催促に応じなくても、最新OSを要求する他のアプリやアクセサリーがユーザーをせっつくことでしょう。

 最新OSにアップデートすればきっと満足できるはずえす。多くの新機能は非常に素晴らしいので、筆者はもっとアップルのサービスを使い始める、あるいは少なくとも気に入っているサービスを使い続けると心に誓いました。

メッセージ

 改良点:iOS 10では「メッセージ」アプリが早くなった感じがします。また、送られてきたウェブリンクのプレビューを見られるほか、他のアプリと連動させて友人に送金したり、一緒に食事を注文したりすることも可能です。さらに楽しいのはスタンプやGIFメッセージ、手書きメッセージ、アニメスタンプ、「ドゥードゥル(いたずら書き)」ができるフォトメッセージ、レーザーライトが光り輝くような背景を乗せたメッセージなど、多種多様な選択肢がリストアップされていることです。

 問題点:こうした機能を探し出すのは、ウォルマートで裁縫用の指ぬきを探すようなものです。全ての機能を探し出せたとしても、手書きメッセージのような一部の機能は余計だと感じるでしょう。「iMessage(アイメッセージ)」はインターネットテキストだけでなくショートメッセージサービス(SMS)も管理しているため、よりシンプルなフェイスブックの「メッセンジャー」などよりもバックエンドで問題が生じてきます。つまり、メッセージが異なるアップル端末と同期できなくなることが頻発する可能性があるのです。


写真

 改良点:新しい「写真」アプリではアルゴリズムを使って撮影したコンテンツが分析されます。画像がクラウドに送られて分析されることはないため、プライバシーも保たれます。右上の虫眼鏡マークをタップすれば、写真アプリ内のコンテンツを検索することができます。筆者の場合、「プードル」と入力したら愛犬の写真が1500枚出てきました。

 問題点:特に重たい作業は端末がコンセントにつながれている間に行われるため、このサービスが画像を分析するのに数日かかる可能性があります。アップルは一般的な画像の量であれば一晩でタグ付けされますが、容量が大きければ数日かかる可能性があると述べています。

ミュージック

 改良点:アップルはついに、欠陥だらけで粗雑な「ミュージック」アプリを、最初からそうあるべきだった姿に変えました。聴きたい音楽を簡単に探し出せるようになり、記憶はあいまいでも探し出したい曲について気の利いたヒントを与えてくれます。そして、ついに最近聴いた曲を呼び出せるタブが登場しました。どうしてこの機能を最初から搭載しなかったのだろう。さらに、多くの曲で歌詞が読めるようになったほか、毎週金曜日には自分だけのプレイリスト「My New Music Mix(マイ・ニュー・ミュージック・ミックス)」が更新されます。

 問題点:筆者にアップルのサービスを敬遠させる最大の要因はノート型PCでのオプションが貧弱なことです。

改良点:音声アシスタント機能「Siri(シリ)」がもっと仕事をする準備を整えました。アップルは他社製アプリとSiriを連携できるよう機能を拡張したのです。例えば、「Siri、ウィルソンに1ドル送金して」と言えば自動的に決済アプリ「スクエア・キャッシュ」が開かれ、筆者に送金を促します。この機能拡張は車の運転中に便利です。多くのアプリが数週間内にSiriの新機能に対応するようアップデートされるはずです。

問題点:Siri画面の隅にある小さな「?」マークをタップすれば質問事例を確認できますが、これはもっとわかりやすくあるべきです。

ロックとウィジェット

 改良点:今回のアップデートで最も悩ましいのは「スライドでロックを解除する」機能がなくなったことです。パスワード入力画面を表示してロックを解除するには、ホームボタンを押さなければなりません。指紋認証を使っているユーザーも、ホームボタンに指を置いておくだけではなく、ボタンを押す必要があります。(元の設定に戻したければ「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ホームボタン」まで行き「指を当てて開く」をオンにする)

 アップルは一部でモデルの変更も行いました。ロック中の画面であれホーム画面であれ、左にスワイプすれば「ウィジェット」と呼ばれる通知センターの新画面が登場します。ここには天気やニュース、イベントなどの情報リストが表示されます。

 問題点:新しいウィジェットを追加したり削除したりするには、ページの一番下までスクロールして「編集」ボタンをタップする必要があります。タップや長押しでウィジェットを編集できれば便利だったでしょう。

その他

 改良点:「時計」アプリには新たに「ベッドタイム」タブが追加され、日常の就寝時間と起床時間を設定することで理想的な8時間睡眠を取る手助けをしてくれます。画面の下から上にスワイプして表示させる「コントロールセンター」も整然となりました。そこから右にスワイプすればミュージック操作画面が出てきます。そして最高の改良点は、ついに決して使わないアップルのアプリを消去できるようになったことです。

 問題点:コントロールセンターの新画面は素晴らしいのですが、個人的にはWi-Fi(ワイファイ)設定に直接つながるようにしてほしかったということです。(ソースWSJ)

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