マックンのメモ日記

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アップル、来月1日に新製品を発売!旧製品も値下げして販売を継続。神話は健在か!

2013-10-23 21:16:07 | ネット、ビジネス、IT
米アップルは22日、従来よりも薄く軽くしたタブレット端末の新機種「iPad Air(アイパッド・エア)」を11月1日に日米欧などで発売すると発表しました。

エアは従来の第4世代アイパッドと比べ20%薄く(7,5ミリメートル)、重さは28%軽い469グラム。緑のデザインを丸くして持ちやすさにも配慮し、9.7インチの高精細画面を搭載。情報処理能力を向上させる一方で、バッテリーの持ちを良くしています。同じ画面サイズでは業界最高水準の軽量化を実現しました。米国での価格は現行品と同じ499ドルからです。

一方、7,9インチ型の小型モデル「iPad mini」は1インチ当たりの画素数が現行の2倍に上がる高精細ディスプレーを搭載し、11月中に発売すると発表。米国での価格は399ドルからです。両製品とも日本ではソフトバンクとKDDIが販売、NTTドコモも販売を検討しているそうです。

タブレット市場では、韓国サムスン電子などが、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した機種でシェアを拡大。守勢に立つ首位アップルは新型機で対抗します。また調査会社IDCの予測では今年の10~12月期にタブレットの出荷台数が初めてパソコンを上回るとしています。

アップルは今回の新モデルだけではなく、既存のタブレトッと「iPad mini 2」と初代「iPad mini」も販売を継続すると発表しました。初代ミニは30ドル値下げし、新モデルの機能向上と旧モデルの値ごろ感の「二面作戦」でシェアの拡大を狙います。

初代ミニの価格は現在より30ドル安い299ドル(約2万9000円)からとなり、米アマゾン・ドット・コムの「キンドル・ファイアHDX」などの競合製品との価格差は 70ドルまで縮むことになります。iPadについても、先代の第4世代のモデルを廃止し、第5世代の新モデルに移行する一方、敢えて性能面では劣る第2世代のiPad 2を残したのです。iPad 2は昨年、新モデルの発売に伴い100ドル値下げし、399ドルとしていました。

問題はアップルの他社の新鋭機を上回る強気の価格設定です。価格競争から距離を置いてきたアップルならではの戦略であり、それが功をなすかどうかは蓋を開けてみなければわかりません。いくらアップルと言えども、果たして顧客がアップルの価格設定の仕方に、ついてきてくれるかどうかが見ものです。