あとだしなしよ

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観音崎公園

2007年05月02日 | 気まぐれ徘徊記(デジカメ)
場所:横須賀市、観音崎自然公園


たたら浜

初代ゴジラが最初に上陸したのが、たたら浜だったそうだ。


その時の足跡

ゴジラといえば、リメイクされたシリアス版のゴジラで、ゴジラが原発と対峙するシーンがあったが、もともとの初代ゴジラでは、ゴジラそのものが放射能を吐き出す原子力汚染された存在だった。つまりゴジラが通ったあとは、街の破壊だけでなく放射能汚染されてしまうという恐ろしい怪物だったのである。さらにゴジラは浦賀から現れているわけで、黒船来襲と原爆という日本人にとってのダブルショックを意識していると思われる。
観音崎一帯は大日本帝国の東京湾要塞地帯の最前線で、明治14年から太平洋戦争終結(1945年)まで、一般人の立ち入りは禁止され、海軍の演習もおこなわれていたそうだ。


観音崎灯台

ここも映画ゆかりの建物。木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾年月」で灯台守の若夫婦が最初に赴任してきたのがここでした。上の展望台に登ると見た目よりも高くて、怖いです。この日はモヤっていたので対岸の千葉県が見えなくて残念でしたが、浦賀水道は狭くて夜は特にキケンなため、横浜の開港から10年後の明治2年にフランス人の設計で作られたそうです。このフランス人のレオンス・ウェルニーは徳川幕府に雇われて、横須賀の製鉄所もこの人が作ったそうです。開港や工業化などの近代化の土台部分は明治政府ではなく、江戸幕府が行ったというのはとても重要なことのような気がします。今は灯台守はいなく、機械で自動運転とのことでした。


横須賀市美術館
できたばかりの内部が白がベースの建物で、青森県立美術館と少し似た印象でした。
ヤノベケンジさんの作品で、ガイガーカウンターを搭載し放射能を検出すると少しずつ動くという「トらやん」が面白かった。ゴジラが来たら彼は狂気乱舞するであろう。。あとジャイアント、トらやんなんてのもあって、(火吹くんですか?)、青森のおっきいスヌーピーのやつもミョーでしたが、でっかいサブカル系オブジェ?って流行っているのかなあ。常時展示品では明治以降の日本の画家の作品が主みたいでした。

私は京浜急行の浦賀駅から京急バスで観音崎駅まで行きまして、片道210円で行けると思います。京急バスは後ろ乗り、乗車時に回数券タイプで、料金後払いでしたわよ。バス恐怖症の皆様…


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