大飯原発の2基 テスト妥当の評価
1月18日 21時44分
原子力発電所の運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を審査している国の原子力安全・保安院は、専門家の会議を18日午後8時前から開き、関西電力大飯原発の2基について「テストの方法は妥当だ」とする評価を示しました。ストレステストの結果を国が評価するのは初めてですが、会議は、運転再開に反対する人たちが抗議を続けたため、3時間半余り遅れて始まりました。
「ストレステスト」は、政府が、停止中の原発の運転再開について地元の理解を得るために去年7月に導入した新たな安全評価で、原子力安全・保安院が専門家とともに原発ごとにテストの結果を議論しています。保安院は、専門家の会議を18日午後8時前から開き、去年10月以降に結果が提出された福井県にある関西電力の大飯原発3号機と4号機について、「テストの方法は妥当だ」とする評価を示しました。ストレステストの結果を国が評価するのは初めてで、原発の運転再開の判断の前提になっていることから、大飯原発は再開に向けて一歩前進することになります。会議は、当初は午後4時すぎから始まる予定でしたが、運転再開に反対する人たちが、会議室での傍聴が認められなかったことなどから抗議を続けたため、別の会議室に移ったうえで3時間半余り遅れて始まりました。また、専門家8人のうち東京大学の井野博満名誉教授と芝浦工業大学の後藤政志講師の2人が「傍聴人を閉め出すのはおかしい」として欠席しました。保安院は、大飯原発の2基について、今月23日から月末にかけてIAEA=国際原子力機関の調査を受けたうえで最終的な評価をする計画で、その後、政府が運転再開を判断することになっています。再開の前には地元自治体の了解が必要ですが、福井県は、福島第一原発の事故の検証を踏まえた新たな国の対策が示されなければ、ストレステストだけでは判断できないという姿勢を示していて、理解が得られるかどうか、課題は残されたままです。
NHKニュース
会議をUSTで聞いていましたが、会議というよりもレポートを読んで、ちょっとした意見を述べただけの内容でした。
いわゆる反対派、慎重派の意見などなにもないものに聞こえました。
失望します。
ストレステスト審査~市民を締め出して強行
ストレステストの市民の方の主張
みなさんのご主張、ごもっともだと思います。とても冷静にお話していると思いますが、いかがでしょうか?
反原発団体が乱入 保安院の協議が一時中断
< 2012年1月18日 18:51 >
18日夕方、経産省の原子力安全・保安院の協議に反原発派の団体が乱入、協議が一時中断し、警察が出動する騒ぎとなっている。
保安院は18日、大飯原発(福井・おおい町)3・4号機の運転再開の前提となるストレステストの妥当性を協議する予定だった。しかし、反原発派の市民団体らが会議室になだれ込んで協議を妨害したことから警察が出動し、協議が一時中断する騒ぎとなった。
枝野経産相は「委員らが軟禁状態にあり、安全性についての議論の場が平穏でないのは到底容認できない」と述べ、委員を安全な場に移してから会議を継続するか決めたいとしている。
反原発団体が乱入 保安院の協議が一時中断 | 日テレNEWS24 http://www.news24.jp/articles/2012/01/18/07198392.html
原発「ストレステスト」 審査結果を示す予定の会場に市民団体などが乱入、大混乱に
原子力安全・保安院が専門家の意見聴取会を行う予定だった「ストレステスト意見聴取会」の会場は、騒然となった。
乱入した人は「福島(原発)の実態も反映しないのに、どうして安全と評価できる」などと話した。
会場では、関西電力大飯原発3・4号機のストレステストの1次評価を妥当とする審査結果が示されることになっていたが、一般の人の傍聴を別室でさせることに反発した市民や俳優・山本太郎さんらが会場に乱入した。
俳優・山本太郎さんは「ぜひ開かれた場所で、オープンな議論をしていただきたい。密室で決められても、別室でモニターだけ見せられても、説得力ないものなんですよ。だから、ぜひ開かれた場所で、皆さんに後ろめたいことがないのであれば、市民1人ひとりの命が懸かっていることですから、ぜひ開かれた議論を行っていただけませんか」と話した。
この結果、議事進行が止まったことについて、枝野経産相は「到底容認することはできません。早急に検討して、できるだけ速やかに再開したい」と述べた。
その後、経産省は対応を検討していたが、経産省の庁舎内には、数十人の警察官が駆けつけた。
室内には、およそ20人の市民団体のメンバーらが残っているが、委員は1人を残して全員が同じ階の別室に移動したという。
FNNニュース: 原発「ストレステスト... http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00215537.html
「ストレステスト会議傍聴、今後も別室で」
原子力発電所のストレステストに関する会議に市民団体が乱入して混乱したことを受け、枝野経産相は20日、今後も別室にモニターを設置して傍聴してもらう考えを明らかにした。
18日に原子力安全・保安院が開いたストレステストの妥当性を話し合う会議では、この日から別室での傍聴に変更されたことに反発した市民団体が、同じ部屋での傍聴を認めるよう会議の場に乱入し、警察が出動する騒ぎとなった。
これに対し、枝野経産相は20日の会見で「不規則発言で議事を妨害しないとか、委員に対して制止を振り切って詰め寄ることが、仮に内容的に主張が正しいとしても許されるのか。そうしたことが繰り返されないように対応をとるのはやむを得ないことだと思う」と述べ、今後も、別室にモニターを設置して同時中継を傍聴してもらうと述べた。
会議の一部の委員は同室での傍聴を求めていて、この決定に反発が出る可能性もある。(01/20 20:31)
「ストレステスト会議傍聴、今後も別室で」| ytv 読売テレビ ニュース&ウェザー http://www.ytv.co.jp/press/economy/198551.html
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