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原発事故「人ごとでない」、米原子力空母反対パレードに若い母親の参加増/横須賀

2012年08月16日 | 原発
原発事故「人ごとでない」、米原子力空母反対パレードに若い母親の参加増/横須賀:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社


原発事故「人ごとでない」、米原子力空母反対パレードに若い母親の参加増/横須賀 2012年8月16日

ベビーカーを押しながらパレードに参加する母親たち=5月13日、横須賀市
 米原子力空母の横須賀基地配備に異を唱える市民グループ「いらない!原子力空母」が定期的に開催する反対パレードの列の中に、今年からベビーカーを押す若い母親の姿が増えている。きっかけは東京電力福島第1原発事故。原子力災害の危険性は「横須賀も人ごとではない」と、幼い子を持つ母親らが運営の中心を担う夏のパレードが19日に行われる。

 同グループは、原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の同基地への配備を控えた2008年夏、市民の視点で配備への反対活動をしようと地元の主婦らで結成。以来、季節ごとに年4回パレードを開いている。

 「一市民として、横須賀に浮かぶ2基の原子炉に対する不安な思いを発信したい」とメンバーの岸牧子さん(55)。

 通行人との距離を生まないため、こぶしを突き上げるのではなく、浴衣を着たり歌を口ずさんだりと、楽しい雰囲気でヴェルニー公園(同市汐入町)から市役所前公園(同小川町)までの約2キロを練り歩く。

 参加者は40~60代が主流だったが、東日本大震災以降は20~30代の若者が増えた。5月に実施した春のパレードに続き、今回も30代の母親が中心となって実行委員長を務めている。

 3歳と生後8カ月の2児の母、大森亜希子さん(30)は、かつての自分を省みつつ「横須賀市民は米軍基地に対する危機感が薄い」と痛感。震災や原発事故受け、子どもが安心できる生活を考える中で、空母への関心も強めた。

 「危険なのは原発だけではない。賛成か反対かを問うのではなく、まずは原子力空母の存在を広く伝えたい」と話し、思いを共有する参加者を募っている。

 当日は午後4時半に同公園を出発する。問い合わせは、岸さん電話090(1051)1812。