服を買わせる戦略
「モードは死ななければならないし、ビジネスのためには早く死ぬほうがいい」──ココ・シャネル
日本の服の自給率はわずか1割でしかない(註1)。なのに日本に住む我々は一人あたり年間10キロの服を買い、9キロをゴミとして出していて、その総重量は家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)の年間総廃棄量約60万トンの2倍近くもある。しかも、そのほとんどをリサイクルもせずに処分してしまい、古着まで輸入に頼っているありさまだ。
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綿花畑の問題は、エコ問題というより、植民地問題(グローバリゼーション=間接植民地、現地の人が地元の土地を自分の意志で自由に使えなく、おまけにそれに搾取される。)のような気がした。
宣伝で繰り返し伝えられるモードは現代の呪ろいのようだと思う。迷信じゃない。