かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

JR長岡駅と良寛さん

2011-02-01 | 新潟 長岡

JR長岡駅駅舎内、「良寛さん」の像。



「良寛さん」の像、説明文*

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ホテル・メッツ
前回訪問時に宿泊。お勧め度 A。

ホテル・ニューオータニ

「小料理 松本」


以前、ニューオータニで郷土料理のお店を二、三紹介してもらったお店の一つ。長岡駅前。

JR長岡駅

通りのつきあたりが長岡駅。


* 「良寛さん」の像
 良寛さんは、ここ長岡市から西へ、日本海べりの出雲崎町に生まれました。出家して、学問を修めたのち、自然と人を愛し、小さな庵に住み、広い越後平野を托鉢しながら旅するかたわら、優れた詩歌や書を残しました。良寛さんに出会った多くの人たちは、その天真爛漫な性格に魅せられました。
 このすみれを手に持つ良寛像は、托鉢の途中、野に咲くすみれを摘むのに夢中になって、大切な鉢の子(応量器)を忘れたほほえましい逸話にもとづいています。
                                             平成十年 長岡市
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良寛像   製作者 元井達夫氏
上越新幹線開通を記念して長岡東ロータリークラブより寄贈された。

良寛の和歌真蹟の読み
 美 知 能 部 爾  みちのべに
 春 美 禮 川 美  すみれつみ
 川 々 波 知 能  つつはちの
 己 遠 者 春 禮  こをわすれ
 天 處 己 之 所  てぞこしそ
 能 者 知 乃 己  のはちのこ
 遠          を

 道のべに すみれつみつつ 鉢の子を 忘れてぞ来し その鉢の子を


  鉢の子
鉢の子は 愛(は)しきものかも 幾年か わが持てりしを 今日道に 置きてし来れば
立つらくの たづきも知らず 居るらくの すべをも知らに かりこもの
思ひみだれて ゆふづつの かゆきかくゆき とめゆけば ここにありとて わがもとに
人は持て来ぬ うれしくも 持て来るものか その鉢の子を

  反歌(かえしうた)
 春の野に すみれつみつつ 鉢の子を 忘れてぞ来し あはれ鉢の子
  類想歌
 鉢の子を わが忘るれども 取る人ははなし 取る人はなし 鉢の子あはれ
 鉢の子に すみれたむぽぽ こきまぜて 三世(みよ)の仏に奉りてむ
 

良寛
1758.11.2 - 1831.2.18 (宝暦8年10月2日 - 天保2年1月6日) 越後国出雲崎生まれ。
江戸時代後期の僧侶(曹洞宗)、歌人、漢詩人、書家。俗名、山本栄蔵・文孝。号は大愚。
山本佐門泰雄(以南)(出雲崎の名主・橘屋)の長子。出家。

貞心尼
1798 - 1872 (寛政10年 - 明治5年2月11日) 越後長岡藩士奥村五兵衛・子女。
俗名 マス。剃髪・出家して貞心と称す。文政10年(1827)頃、良寛と知り合う。
 『はちすの露』編 (1835・天保6) 良寛の歌を集めた歌集。
 『もしほ草』 貞心尼の歌集。

 参考 良寛 - Wikipedia
     HP 『良寛(注釈付き)千人万首』 良寛、貞心



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