かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

カルガモのヒナ・7羽 品川区小山の弁天池

2011-04-23 | 都内散策


カルガモの家族。次の画像にはヒナが7羽泳いでいます。

読売の都民版に、カルガモのヒナが7羽生まれたという記事が載っていました。さっそくクロスバイクで品川区小山の弁天池に向かった。乗ること30分、東急目黒線・洗足あたり、愛用の文庫版東京都市図で場所確認。地図をしげしげ見ていると、この辺は大田区・目黒区・品川区が入りくんだ区界地点だ。どのように区割りがなされたのか興味がわいたが、いまはともかくカルガモだ。弁天池は、駅のすぐそばの住宅街のなかにあった。厳島神社。(小ぶり、地元ご用達という感じです。)
目ざすカルガモ親子、池にいない。神社の世話人さんに尋ねると、いまは池をあがった端っこで休憩中とのこと。ほんとだ。母親カルガモ、うずくまって動かない。よくみるとヒナたちも母親カルガモの下にもぐっていた。世話人さん達としばらく四方山話。この小さな池は、ほんと、よく手入れが行き届いていて感心しました。コイもたくさん、亀もたくさんいる。と、やおら起きあがって歩き出した。母親カルガモを先頭に、ヒナ7羽、一列になって池の端をまわりこむ。場所をさだめ、池に飛び込む。ヒナ全部が飛び込みおわるのに、やや間があったなあ。ヨチヨチ歩き、可愛いさかり。ちなみにヒナたち、孵化してから数日とのこと。
このあとは、池の中を忙しく泳ぎ回っていた。エサ台に上がって、エサを啄ばみ、また池の中へ。コイの群もおこぼれに預かろうと集まってくる。(世話人さん・談)亀は危ない、ヒナの足に噛みつくことがあるとのこと。カラスは?、いまはやってこない。もう一回り、二回りおおきくなった頃に狙ってくる、とのこと。巣立ちの予定は7月中旬。生きていくのはたいへんだ。


母親カルガモと7羽のヒナ。拡大すると、よくわかります。



小山・厳島神社(弁天神社)