7日目（ポプレ・オプレ）

北を目指していたはずではあったが、進路変更。
ポブレ・オプレの町を目指す。別に、酔って適当な名前を書いているわけではない。
関所の人の話を総合すると、この町には、
仲間になってくれるメカニックがいるらしい。
それは行かねばなるまいよ。
などと思って進路を変更していると…敵だ！



スモッグフラワー



むむっ、いかにも煙を出しそうな奴だぜ！
まあいい、戦ってやるぜ！



スモッグフラワーは毒ガスを噴射してきた…



ウホッ！予想通りの展開。
ヨシダの周りに、緑色のモヤモヤが出てきます。

このゲームでは、他でいうところの、

「どく」
「マヒ」
「ねむり」

といった状態は、
自分の周囲の状況として、表示されます。
はじめての状態変化なのでよくわからないけど、
この場合だと、「毒ガス」なんだろう。

ためしに、ヨシダの状態を見てみます。



　　　　　しゅうい
ヨシダ　　 どくＧ



"ガス"くらい略さず書こうぜ。
なんですか、どくＧって。
上に「しゅうい」って書いてあるんだし、文字数は足りるでしょ！

しかし、こんな状態でも安心めされよ。
ここは、自宅で手に入れた「姉さんのタオル」を使って煙を防ぐのですよ。



ヨシダは毒ガスにそなえて　
姉さんのタオル で鼻と口をおおった！



こんな演出というか、道具効果のあるゲームってメタルマックスくらいじゃないか？
と思う。意外なアイテムだぜ。
しかも、これを使っても、行動完了したことにならず、
同じターンに攻撃とか出来ます。親切設計だぜ。



ヨシダの攻撃…
スモッグフラワーに６のダメージ！



うーむ。ちょっと当たりが弱いな。
でもまあ、敵のＨＰ低いのが多いから、多少硬くても、ビビることはないぜ。
さて、これでターン終了か。



ヨシダは毒ガスによって
16ダメージ受けた！



姉さんのタオル効いてないじゃん！
所詮はタオルってことですか！
こんなところも、メタルマックスだぜ！

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なーんて言ってるうちに、ポブレ・オプレに着いたな。
大きい町らしいが、今まで村しか行ったことがないからよくわからないぜ！

とりあえずはカーコンビニ倶楽部で戦車のメンテナンスとセーブを行い、
町の探索をはじめる。
さて、仲間になってくれるメカニックがいるのやら…。


"Ｃ"の店に行く。
既に撃破したサルモネラ一家と、まだ見ぬ敵・Ｄｒ．ラフレシアに続き、
新たな賞金首としてドス・ピラニアスが挙がっている。
うーむ、イモバルカンに負けず劣らず、いい響きだぜ！

しかし、説明を聞くと、Ｄｒ．ラフレシアは早く倒さないと、どんどん成長中らしい。
うーむ…はやいところメカニックを仲間にして倒さないとな…。


次は戦車パーツの店。
いままで強く感じていた主砲も、
ここら近辺の敵には、ダメージが中々通りにくくなっていたところ。
主砲を新しくするぜ。
店員さ～ん！


「ここは戦車の武器と防具を扱ってるアル。
　どれを買うのこと？」
「55mm砲それとてもいい！
　どの戦車に積むアルか？」
「これ結構いたんでるアル。
　１７５Ｇってとこネ」


はっ！？

そういえば、仕事で中国の人と話したなあ…。
いや、日本在住だし、日本語だったけど。
～アルなんて言わなかったなあ。



本当は中国人じゃなかったのカナ！？



やっぱり、本場の中国語を聞いてみたいよね！





戦車パーツを幾つか買って、隣の店へ。
レンタル戦車だ。
色んな要素がありますなあ、このゲーム。

説明を聞くと、レンタル料は無料、
ただし、戦闘時の報酬の一部をいただくよ、ということらしい。

ほほー。
いいじゃないか。
これからメカニックが仲間になったら、是非とも借りて乗せようじゃないか。



ヨシダの仲間になるであろうメカニックの実家であるお屋敷がある。
行ってみる。
「ミッキーのママ」さんと「ミッキーのパパ」さんに会う。


ミッキーって誰だ。


ミッキーといって思いつくのは…はっ。

まさかここは版権的に不可侵エリアなのか…！？

金持ちって言うのは恐ろしいぜ！

恐ろしいのでタンスをチェックした後、２階へ。
「ミッキーおぼっちゃま」の部屋に着く。おっ、なんだかゲーム台が置いてあるぞ。
やってみるか。

しかし、なんの説明もなく突然始まったこのミニゲーム。
さっぱり操作方法もルールもわからないぜ。
まあ、やりながら慣れていくか。

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んー。インベーダーみたいな感じですな。
場所は宇宙でなく、なんか荒野っぽいところで、
インベーダーのかわりに、飛行機とか、戦車とかを撃つミニゲーム。
こっちの撃つ弾が遅いので、遠くにいる敵に当てるのが難しく、結構スカる。
この、面白いのか面白くないのかわからない感触、FF7の潜水艦ゲームを思い出すぜ。
やりつづけると、段々と小慣れてきて、
戦車とかだけでなく、小さいキャラである車とか人も
狙って当てられるようになってくる。
ふっふっふ、ゴルゴもびっくりの命中率だぜ。
スナイパー・吉田と呼んでくれたまへ。

ん？おや？
弾が出なくなったな。
ゲームオーバーか。

まあ、終了～。



さて。
次の建物は…学校のようですな。
しかし廃校になりそうだとか。

奥にはマリア先生と言う人がいて、
街頭で募金してるのよりよっぽど丁寧に
「できれば寄付してください」と言ってくる。

ハッハッハッ。
この私はあのサルモネラ一家を倒したヨシダですよ！？
ぽ～んと寄付してやろうじゃないですか！

さあさあ、いくら欲しいんだい？




ヨシダ
所持金　　０Ｇ




…
あれ？

お、おい、
ちょっと待ってくれよ。

なんで所持金が０なんだぁぁぁぁ！？


たしかに、パーツショップとか覗いたときは金を持っていたはず…

…はっ！


そういえば、あの屋敷のミニゲーム…もしや金がかかるのか！？

再度、屋敷に向かい、ゲーム台を調べる。


ミニゲームの画面になると、なにやら右下の方に"０"表示が。
これ、たしか最初にゲーム始めた時は１０００くらい、あったような…。

そして、ゲーム台の周りに描いてある絵。
ゲームセンターのインストカード部分に、
なにやら敵の得点らしき表がついている。
遠くの敵ほど高得点に設定されているが、なにやら弾１発「－５０」と書いてある。


…明らかに金くさい。


しかも、最も多く狙っていた車や人がマイナス得点。


こ、これは…


なんと功名に仕組まれた罠だろうか！


しかも、どういう偶然か、うまい具合に丁度０Ｇになっている。
なんて骨体。


しかしこれは、ピュアプレイだ。リセットなんかしないぞ！おいしいので
颯爽とセーブする。
ふっ、ストイックなプレイだぜ…。



しかし、この屋敷でも色々タンスからアイテムを手に入れているが…
なんというか所持品がいっぱいいっぱいだ。
ヨシダ一人しかいない上に、8個までしかアイテムをもてない。
預かり所ことトランクルームは、リオラドしかないのだが、
リオラドは転送センターの出口を爺さんが塞いでいるので戻るのも億劫だ。

金もないことだし、
いらなさそうなアイテムを売ることにしよう。
消火器とか、カトール（蚊取り線香）とかだ。

特に消火器は、ほとんど、どこの家からも入手可能な割に、６０Ｇで売れる。
５軒から取れば、３００Ｇだ。
３回やれば、サルモネラ一家の報酬に迫る勢いじゃないですこと！？

考えてみよう。


１０軒とれば６００Ｇ、

１００軒とれば、６０００Ｇ！

１００００軒とれば、なななんと６０００００Ｇですよ！

戦わずして、楽して大もうけ！

ヨシダは決めましたよ。
消火器長者になると。


取らぬ狸の皮算用




大きな計画を立てたところで、
その他に宿屋や酒場をまわる。
まあ、いつもどおりだ。

宿屋には賞金首の張り紙を発見。
見た事のないヤツだ。


ロドリゲス
１０００００Ｇ


溶接マスクをかぶってギターを持っている。
こう説明するとヘビメタ系とか、ギター侍の亜流と思えなくもないが、
こいつからは変態の様相を隠し切れない。

まあ、この高額の賞金は今、倒せる相手ではなかろう。
"Ｃ"の店の情報にもないし、放置。
なあに、消火器売っちまえば、こんなのは はした金よ。



ポプレ・オプレを出て、町外れのウリウじいさんの家へ。
この家に、町の人の話によると、ここにメカニックがいるらしい。

と、じいさんの家に向かう途中で敵が！



からっポリタン



…
えーと。
前に出てきた「うろつきポリタン」の強化版っぽいですね。
色が違いますね。
今度はダジャレかよ

戦車砲も勿体無いので（金もないし）、降りて直接攻撃ですよ！
が、攻撃を外してしまった。
からっポリタンの反撃！



からっポリタンは火をふいてきた…



お前、カラッポじゃなかったのかよ！

ヨシダの周りで炎がメラメラと燃えています！
これが、いわゆる一つの「火災」状態なのか。
わが資産、消火器の出番だな。

なんとなく、一撃当てれば敵を倒せそうな気がするが、
せっかくだから、この赤の消火器で火を消すぜ。


どうぐ＞つかう＞消火器

誰に使いますか？



　　　　　しゅうい
ヨシダ　　 も え




も…

もえキター！



ヨシダ、もえてますよ！

からっポリタン　ハァハァ


不測の事態とはこのことか。
当時のスタッフはこんな意味でとられるとは思ってなかっただろう。


ヨシダがもえた状態のまま、
次回に続く！