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悔やむ患者さん

2015年09月01日 | 雑記
糖尿病で毎月何年も通院していた患者さん。
背中とか肩甲骨が痛いからと、整形外科を受診していたそうです。
湿布薬とか、鎮痛剤とかいろいろ使っても、というかぜんぜん改善せず。

あるときに、主治医がいなくなり新しい先生に変わったそうで
そのときに新しい先生に背中の痛みのことを話して

 「いろいろ検査しましょう」

そしたら肺がんが見つかりました。
すでに大きくなっていて、手術して肺部分切除やリンパ郭清しました。
が、胸膜転移、腎転移となってしまいました。
背中が痛かったのは、胸壁への浸潤でしょうか。
咳とか痰とか、ごく普通の呼吸器症状が全くなかったので
見落とされたのかも知れません。

慢性疾患で通っている患者さんには、胸部写真などは必ず撮っているものだと
思っていました。
が、そうじゃない場合もあります。

年に一度の胸部写真は大事ですね。

 「あのときなーーー・・・・・」と悔やんでいました。

まだまだやりたいこと、できること、たくさんあります。

朝顔は雨がつくと色がぬけます。