シルクデュエリスト近況

シルクデュエリスト［父マーベラスサンデー：母ロイヤルイントリギュー］
坂路コースでキャンターの調整で、14日に時計を出しています。調教師は「中
山は入らないので京都に行きます」と話しており、今週日曜日の京都・ダート
1,900mに出走を予定しています。


わざわざ中１週で京都に遠征する意味は全く無いので、今回は障害練習を始めるためのアリバイ作りと言ったところだろうか。
障害も結構だが、障害レースは何より着地後のダッシュが重要。行きっぷりが悪くスタートダッシュも利かない今のデュエリストでは通用しないだろう。

芝からダートに変わって、少しでも変化があると良いが・・・。

ミスカスウェルの０７ 血統評価

ミスカスウェルの０７
　父ノーリーズン
　母ミスカスウェル（Seattle Slew）

自己評価　□□○○○△○○　３Ｂ級　中長距離向き

５代以前にはHail to Reasonの４×５＊６の単一クロスがあるだけの実質異系交配で、Native DancerとNasrullahを主導に父の母方Mr.Prospectorを強調した内容となっている。主導が父はNashuaで明確だったのに比べると不明確になったのは少しマイナスだが、それ以外は不備も無く細かい血も活きており、配合上はオープン級と言って良いだろう。
Bull Lea、Alibhai、War Admiralが前面でクロスし、完全にスタミナ優位だが、日本適性のあるHaloやMr.prospector、Seattle Slewのスピードは活きているので、鍛え方次第では日本の馬場にも対応出来るはず。脚質的には逃げもしくは先行で、平均ペースから押し切る競馬が向いている。

この馬の最大の長所はその血の質にある。父は名繁殖Courtly DeeにDamascus、Mr.Prospectorにブライアンズタイム。母も名繁殖Sex AppealにHalo、Secretariat、Nijinsky、Seattle Slew。血統表は母系も含め一部の隙も無く名血で埋め尽くされている。
これらの血を充分活かした血統構成を持つ同馬だけに、大レースでの活躍を期待したいところだ。

・・・もっとも、現実にこの手の配合馬が日本で活躍する可能性はかなり低い。
まあ、ロマンを追うのは五十嵐理論好きの性という事で。

ミスカスウェルに出資した

セゾンのミスカスウェルかゲイリーヴィーナスのどちらに出資するかで悩んでいたが、最終的にミスカスウェルに決めることにした。
理由は値段が安いことと、大物感（血統構成的に）の有無。
近況からは順調に調教が出来ているようなので、これからの成長を楽しみに待ちたい。

預託先が宗像調教師。毎年コンスタントに２０勝、連対率１割をクリアする優秀な調教師ではあるのだが、上位条件では苦戦しているのもまた否めない。
まあ贅沢言ってたらキリがないのだが。