愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

クワガタ幼虫の糞の色とか共生バクテリアとか・・・

2017-11-04 06:08:49 | 飼育メモ

クワガタの親虫が産卵木に産卵するときに卵座を作って生みますが、採卵して別の新しいマットで保管しても普通に育ちます。

だから親から子に受け渡す共生バクテリアは卵座ではなくて卵の殻の部分にあると考えます。蝶の幼虫が孵化する時でも必ず殻を最初に食べますが葉っぱを分解するためのバクテリアを取り込むためですね。

 

我が家ですと、パラワンの糞の色は濃いこげ茶色だがスマトラの方は少し薄いこげ茶色をしていますが、パラワンの方の共生バクテリアの方が分解力が強いからではないでしょうか?

スマトラでも大きくなる幼虫の糞はパラワンの糞のような濃い色をしています。糞の色が薄い幼虫ほど大きくならないように思います。そんなことを考えて、小さな幼虫をマットや菌糸に入れるときはなるべく大きな幼虫の食べかすを入れるようにしています。マットへ入れる際はマットで大きくなった幼虫の食べかす、菌糸へ入れる時は菌糸で大きくなった幼虫の食べかすを入れています。

 

しかし、幼虫がエサを食んでいるのを眺めるのは楽しいです。咀嚼して細かく噛み砕いたオガを瓶の内側に張り付けてしばらくしたらそれをまた食べているのを見るとバクテリアを利用して発酵させているのかな?と考えてしまいます。菌糸瓶を連結してもなかなか新しい瓶に移ろうとはしませんから菌糸交換はなるべく少ない方がいいのだと考えます。

 

長い飼育ブランクの間に国産オオクワガタが1ランクサイズアップしています。能勢YG、川西、久留米など私が飼育していた時とはサイズが全然違います。交雑を疑う人も居るようですが、私は共生バクテリアが燃費の良いもの(エサの分解能力が高いあるいは変換効率が良い)に変化したためだと考えます。

能勢YGが最初に巨大化して川西や久留米に燃費の良いバクテリアが伝わった結果、川西や久留米も大型化したのではないでしょうか? そうだとすると、他の産地もランクアップする可能性がありますね。



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2 コメント

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お久しぶりです! (大ちゃん)
2017-11-13 11:08:53
飼育の方、再開されたのですね!
sspの産卵セットを調べていたら昔の記事と私のコメントも見つけました。
全然覚えてないですけど^^;
私もスマトラを数頭飼育しています。
あとアンタエウスも再開しました^ ^
スマトラの羽化楽しみにしています!
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お久しぶりです! (管理人)
2017-11-16 11:13:51
大ちゃんさん、お元気でしたか。

私はしばらく体調を崩しておりましたが、リハビリの代わりにクワカブ飼育を再開しました。

結構いい運動になります。退院後に15キロ増だった体重も8キロ減と体が軽くなりました。

また時々、遊びにきてください。
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