深夜に飼育瓶のチェックをしていると、
ちょうどアルキデスオオヒラタが羽化中でした。
少し蛹室が狭いように見えるので、下翅をちゃんと伸ばせるかどうか心配です。上翅は綺麗に伸びています。
まだ、頭は折っている状態です。
翌日見ると、頭は伸びていました。ど短歯です! 何気に嬉しかったりして・・・。
ついでにサイズを計測せずに居たスマトラオオヒラタ達のサイズを全部計測してみました。
我が家では活動開始前の掘り出しではなく基本自然羽化です。
大あごを振りかざしてノギスに立ち向かってくるので計測は困難です。
CBF1の割には良型も羽化して来ています。
100mm越えは、まだ出ていません。羽化不全もチラホラ・・・。
羽化不全は菌糸の劣化による過湿と蛹部屋の崩落、それとコバエによるマットの劣化が主な要因です。
特にコバエの場合は幼虫や蛹が消えていたりします。
先日、ヤフオクに出品しておりましたが、90mm弱なのに胸幅が35.4mmなどという極太の子も出していました。
我が家では胸幅が35mm越えは大体90mm後半の胸幅ですが、89.3mmで胸幅が35.4mmはスゴイ。
何故かこの子は一番売れ残っていたりして・・^^;
まあ、エサ代が回収できれば良しとしているので落札価格は気にしていません。
まだスマトラオオヒラタは1/3引き籠っているのがいますので、先にこの子達は里子に出さないと飼育数オーバーです。
以前は保育園などでクワガタやカブトムシの展示会をして無料で差し上げたりしていましたが、凶暴なスマトラオオヒラタは幼児には危険すぎます^^;
それに昆虫好きな子供達の夏休みのタイミングを外して羽化してきたので涼しくなってからというのも、いかにも押し付けがましいのと何より冬場のクワちゃんが心配なのです。ゼリー交換のとき頭をなぜなぜしている子達ですから・・・。
季節も輸送に安心な季節ですので、発送ミスのないように少しずつオークションに出していくつもりです。来季はもう少し飼育数を減らさないといけないですね。
来年年明けに羽化してくるであろうヘラクレス・ヘラクレス軍団は恐怖です。どんな形やサイズで羽化して来るかは研究心がくすぐられるところですが、50ペアの成虫の管理は昆虫ショップでもないと無理。