ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

50年前と比べながら神田を歩いた

2024年04月02日 18時44分45秒 | 思ったこと
 小学校1年の頃から『少年』という月刊誌を毎月買って読んだ。連載されていたのは鉄人28号、鉄腕アトム、サスケ、なんてのがあった。微かな記憶の中にナガシマくんがあった。その漫画のことをネットで見かけたんだけど、そんな話だっけかなと気になった。神田の古本屋街に行けば立ち読み出来そうだ、という理由だけで東京に行ってきた、1人で。

 入ったのは澤口書店だったかな。行ってみたら少年は見当たらなかった。本はラップでくるんであったのでパラッとめくって見ることも出来なかった。書棚の写真を撮っていいかと聞いたら「良いよ」と言ってくれた。背表紙ってこんな赤っぽい色だったかな。といって色の記憶は無い。古書店といったら客をジロッと見る無愛想な爺か客の事なんて気にしないで本読んでる学生アルバイトって感じ。だけど店員は2人共女性でこの漫画よりもずっと若かった。


60年くらい前の漫画雑誌






 神田の古本屋街はJRの駅から遠い。そこで苦手な地下鉄で行くことにした。日比谷線の上野で神保町に行く方法を聞いた。乗り換えは1回。ところが初耳駅があったせいか聞いて直ぐに忘れてしまった。戻って確認して聞いた駅名が水天宮(すいてんぐう)。だがしかし、乗ってる時に日比谷線に水天宮が無いっぽいのに気がついた。こりゃダメだと引き返して人形町で降りた。

 人形町から日本橋方面に向かって歩いた。三越前で半蔵門線に乗って無事神保町(じんぼうちょう)に着いた。ところが岩波ビルは無いし交差点の角にあった本屋は跡形もない。変わってしまったなと思った。そりゃそうだ、岩波ビルから一番遠い所、俺が知らない出口に出ちゃったのだ。でもそのお陰で漫画を扱ってる本屋が簡単に見つかったのだ。スマホが案内する別の地下鉄だとその岩波ビルより西は歩かないからこの本屋に遭遇することは無かった。


目印の岩波ビル


交差点の向こう、角にあるせいか本屋の雰囲気は50年前と変わらないので目印になる。




 神田駅まで歩いた。古本屋街が終わると50年前ならビクトリアだらけ。そこにはスキー用品が並んでた。でもそんな光景はもう随分前から見ない。大谷の大きな写真見て変わったもんだなとシミジミ。当時この界隈で野球用品といったらミズノにしかなかったような気がする。


大谷の大きな写真を見るとは思わなかった
コメント (4)
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