毎年山梨の別荘でやっている餅つき、今回はここのところ仕事で来られなかった人が数年ぶりに参加。ここ最近の常連が全員揃った。このメンバーで何時から始まったのかはっきりしないけど古い人は20年くらいになるかも。こんなに続いたのはつきたての餅にはまったからだと思う。でもここの所、俺の舌としては今ひとつだった。というのも一口大に千切った餅を大皿に乗せてから炬燵に入って食べていたからだ。つきたての餅を食べようという頃にはもう冷めていて若干固まり気味。それでも美味しかったからそのやり方を続けていた。でも俺は不満。今回は杵に入ってる餅を千切って直ぐに大根おろしをつけて食べた。これが一番美味しい食べ方だった。俺も初めて自分で餅をついた時はそうやって食べて感動。餅は右手で食べるというインド式、って左利きでない限り自然に右手だけどね。残念ながらその写真は撮れなかった。手がベトベトしてるから。
世界で一番温度調整が難しい竈
試しに検温。でも蒸し加減と温度は無関係だった。まあそれは予想通り。時節柄、こんなオモチャを持ってきて試してみたかったってところ。毎回手で餅米を摘むんだけど熱い。熱いので指先を水で濡らしたりした。しかし苦節ウン10年、次からはスプーンか何かを使うのが良いというのが閃いた。蒸し加減はというと、ちょっと固いかなくらいが良い。ご飯のようになるとつくのは簡単だけど米の固い部分がよく潰れずに残ってしまうような感じだ。ちなみに餅つき機はその固い部分を潰さないので臼と杵でついた餅と食べ比べると舌触りがザラザラする。
85℃くらい
今季第1作
臼の下にビニールがあるのは臼の中を洗った時の水が漏れるから。作ってから100年近く経ってると思う。ちなみに杵は2代目。臼の向こう側に見えるこね鉢も水が漏れる。粉を捏ねるために使ってるわけではないので普通のボールでも良い。でも習慣でこれを使っている。
豆餅作り開始
毎年この2人はよもぎ餅とか豆餅などを作る。よもぎ餅は簡単だけど豆餅はそれなりな手順があるようで思った通りに中々出来ない。今回はかなりつき終わった頃に豆を投入。豆は少し餅の中に手で練り込んだ。
黒豆投入
まさかとは思ったけど野球で言えば初級からフルスイング。臼から飛び立った豆は放物線を描いて床へ。人は何故簡単に予想出来る失敗をするのだろうか。
床の上の豆
豆の投入は餅がつき上がった後。そして手で練って均等にするのが良いのではないかという結論。量も少しずつ。今回はついてしまったので黒豆の皮が剥けてしまった。
ガガーリン「黒豆は白かった」
山梨の別荘は寒い。一緒に泊まってくれる人が居れば宴会でもすると楽しい。幾ら寒いったって山のテントよりは快適だ。でも皆日帰りなのでボッケ家も日帰りするようになった。夕飯はどうするかってなったけどお雑煮になった。こういうのは初雑煮って言うのかな。うちの雑煮はトリ肉とネギのすまし汁。やったことないけど三つ葉を入れると良いかも。
初(?)雑煮
今から半世紀以上前は山梨の別荘集落ではあちこちで餅をついていた。餅つき機なんてのが登場したら一斉にそれに変わった。幸か不幸かうちはそんなのを気軽に買える財力が無かった。2~3年すると餅つき機のは不味いと言って使わなくなった。といって今更臼と杵に戻るのもってことで半数以上は餅つきを止めてしまった。今、別荘集落で餅をついてるのは他に無い。というよりここ20~30年、餅つきをしてるところを見かけることがない。餅つきは幼稚園か何かのイベントになってしまった。ところで今はちゃんとつく餅つき機もある。カタログには軽量とあるけど70kg、昔ながらの臼よりも重そう。値段は問い合わせないと分からないっぽかった。
試しに検温。でも蒸し加減と温度は無関係だった。まあそれは予想通り。時節柄、こんなオモチャを持ってきて試してみたかったってところ。毎回手で餅米を摘むんだけど熱い。熱いので指先を水で濡らしたりした。しかし苦節ウン10年、次からはスプーンか何かを使うのが良いというのが閃いた。蒸し加減はというと、ちょっと固いかなくらいが良い。ご飯のようになるとつくのは簡単だけど米の固い部分がよく潰れずに残ってしまうような感じだ。ちなみに餅つき機はその固い部分を潰さないので臼と杵でついた餅と食べ比べると舌触りがザラザラする。
臼の下にビニールがあるのは臼の中を洗った時の水が漏れるから。作ってから100年近く経ってると思う。ちなみに杵は2代目。臼の向こう側に見えるこね鉢も水が漏れる。粉を捏ねるために使ってるわけではないので普通のボールでも良い。でも習慣でこれを使っている。
毎年この2人はよもぎ餅とか豆餅などを作る。よもぎ餅は簡単だけど豆餅はそれなりな手順があるようで思った通りに中々出来ない。今回はかなりつき終わった頃に豆を投入。豆は少し餅の中に手で練り込んだ。
まさかとは思ったけど野球で言えば初級からフルスイング。臼から飛び立った豆は放物線を描いて床へ。人は何故簡単に予想出来る失敗をするのだろうか。
豆の投入は餅がつき上がった後。そして手で練って均等にするのが良いのではないかという結論。量も少しずつ。今回はついてしまったので黒豆の皮が剥けてしまった。
山梨の別荘は寒い。一緒に泊まってくれる人が居れば宴会でもすると楽しい。幾ら寒いったって山のテントよりは快適だ。でも皆日帰りなのでボッケ家も日帰りするようになった。夕飯はどうするかってなったけどお雑煮になった。こういうのは初雑煮って言うのかな。うちの雑煮はトリ肉とネギのすまし汁。やったことないけど三つ葉を入れると良いかも。
今から半世紀以上前は山梨の別荘集落ではあちこちで餅をついていた。餅つき機なんてのが登場したら一斉にそれに変わった。幸か不幸かうちはそんなのを気軽に買える財力が無かった。2~3年すると餅つき機のは不味いと言って使わなくなった。といって今更臼と杵に戻るのもってことで半数以上は餅つきを止めてしまった。今、別荘集落で餅をついてるのは他に無い。というよりここ20~30年、餅つきをしてるところを見かけることがない。餅つきは幼稚園か何かのイベントになってしまった。ところで今はちゃんとつく餅つき機もある。カタログには軽量とあるけど70kg、昔ながらの臼よりも重そう。値段は問い合わせないと分からないっぽかった。