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安倍首相;赤城擁護の錯覚
「月800円で辞任要求するのか」 首相、赤城氏を重ねて擁護(共同通信) - goo ニュース
安倍首相は擁護することでいっそう深みにはまっている気がしてなりません。
すでに佐田玄一郎行政改革担当大臣が昨年10月、架空の事務所経費7800万円を計上したことが発覚し、辞任しています。実体がないにもかかわらず、事務所費など9000万円を計上していたという事実は、佐田問題と同質の問題だといえるでしょう。赤城農水相の場合、同じく10年間で9000万円計上していました。
したがって佐田氏が辞任したのだから赤城氏も当然、辞任に値するでしょう。赤城氏は大臣就任時、すでに政治資金規正法にかかわる報告の記載内容について指摘されていた人物です。それにつづく今回の事実は、赤城氏に閣僚の資格がそもそもなかったということをあらためて示したものです。
首相のとるべきみちは罷免のみ。しかし、首相はいま、日光の三猿状態ではないでしょうか。
私たちは、言葉を語り、他人と社会の中で生きていく存在であるのならば、呼びかけを聞いたら応答しなければなりません。安倍氏はこの約束に拘束されることを嫌います。だから、たとえば自らの「思い」の通じる者ばかりを集めた安倍政権は仲良しグループと揶揄される。いっさいの「外」からの呼びかけに応答することをやめているのが安倍首相なのでしょう。思考停止の安倍晋三首相。
これだけ国民との応答関係が成立しないのに、選挙での首相のよびかけに応えることができるのか。首相はできると思っているのでしょうか。すでに国民と自民党の、安倍内閣とのコミュニケーション回路は切断されているにちがいありません。
この意味で、明らかに内閣は末期にあると言い切ってもまちがいではないかもしれません。
「美しい国」よ、どこへ?!
=====
◇書店にて
老人が書店にいって店員に尋ねた。
「『美しい国へ』という本は置いてあるかね?」
「ええありますよ。そこに、ファンタジーノベルのコーナーですよ」
===== 『世界反米ジョーク集』を改変
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政党選択。これも一つの方法
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予想を、あるいは期待を裏切られたときの落胆ぶり。落胆という意味はほとんどの人が経験したことであるでしょうが、その中身は一つひとつちがっていて、誰かが本人に代わってあげる、というものではないようです。
かつては選挙の開票でも経験しました。いまは出口調査なるものがあって、投票終了時刻になると、メディアが首をながくして待っていたかのようにいっせいに報道します。そこで開票がすんでなくても議席配置の概要はほぼ飲み込むことができる。
ある面では面白くなくなったともいえるでしょう。
かつては、あれほど躍進、前進の可能性がある(と自分では勝手に思い込んでいる)と踏んでいたのに、いざ開けてみると伸びない、あれれと意気消沈、ということだってあったのです。あるいは、どうしたんだ、信じられない予想以上の躍進なんてこともあった。
この何ともいえない開けてみないと分からない予測不可能性をミニ体験できるツールがあります。⇒ここ
一度、お試しください。
予測が不可能だということは、実現可能性をも同時に表しています。実は2チャンネルでも話題らしく、自分が日ごろ親和性を感じている政党とは、ちがった政党との親和性が高く評価される。なぜだ、ということらしい。
因みに、私が試してみた結果は上のとおり。ほぼ納得しています。自分の主張は共産党に近いと自分で思っているからです。ほぼ、といったのは、他の政党との親和性も表示されていて、自民、公明との相性が低く、社民が高いのはもちろんですが、民主党が意外に高かったことです。
常日頃、民主党の本質は保守政党だと理解しているので、ある面で意外でした。それだけ民主党は政策がバラエティに富むということでしょうか。あるいは「包容力」があるということでしょうか。または、ヌエみたいといえるかもしれません。
まあ、野党第一党であるだけに同党への期待は高いのですが、この政党についてはコレだというものがないともいえると私は感じています。
私個人がどうであろうとそれはそれ。みなさんは、どうお感じになるでしょうか。
このツールの面白いのは、政策をもとに一つひとつを回答者に問い、政党の考えとの親和性をみるというところにあると思います。
政策とどんな態度をとってきたかで政党選択すべきだと日ごろ思っている私は、このツールと同様、有権者の一人ひとりが各政党の政策を比較してみる。これが政治を動かすきっかけになると思うのです。地道なようですが、これに尽きる。これが政治のリテラシーを高めていく。
非国民通信さんからTBをいただいて、こんなコメントを返しました。が、思い返してみて、あらためて書くことにしました。
=====
先を越されましたね。わはは。
実はエントリーしようと思ってました。が、非国民通信さんのこの記事でやめました(笑)。
こいつが面白いのは、日本人の意識の盲点をついているかもしれないということですね。
日ごろ思っている政党への親近感どおりではなく、ちょっと理詰めでいくと思いもよらぬ結果がでるというところですね。
とくに民主党に相性がいいと思っている人はどうなんでしょう? 2チャンネルでも話題みたいですね。
TBありがとうございました。
では、また
=====
当ブログの読者ならお分かりだと思いますが、日本人のものごとのとらえ方で、いま、現在を重視すると指摘した加藤周一の言説を私はたびたび紹介しています。アドルノ的さんが、同様にこの日本人の傾向について言及しておられました。
このエントリーを書こうと思ったのも実はこの点にある。
政治の中の今ここ主義。これを正していかないと、私の考えでは政治が薄っぺらいものになる。すでに政治の不在が指摘されていますが、政治とは、普遍性への闘争――己の社会的要請が普遍的な妥当性を有することを示そうとする闘争であるならば、政策論議を核にすえる必要がある。
とにかく今、他はすべて捨象して今をかえなければと「次善の」政党を選ぶ、あるいは誰それがどうしたという世界を論じることのみでは前にはすすまないのだと思うのです。
BLOG BLUESさんがバナーを作成されました。吼えまくっておられます。私のトライした結果からすると、まさにこのバナーのとおりということになります。
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「今・ここ主義」の政治的意味