森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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「大野病院事件」で医師に無罪判決
「大野病院事件」で20日、福島地裁は、業務上過失致死と医師法違反罪に問われた医師に無罪の判決を下しました。
coleoの日記;浮游空間 で「大野病院事件」で無罪判決を公開しています。
『日経メディカル』の記事(「確たる証拠もなく起訴した検察に大きな疑問を感じる」)をとりあげました。判決を前に医師側の主任弁護人にインタビューした記事で、裁判での論点が弁護側から整理されています。
【関連記事】
「朝日」
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200054.html (魚拓)
「読売」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00212.htm (リンク切れはこちら)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00370.htm?from=nwla (リンク切れはこちら)
「毎日」
http://mainichi.jp/photo/news/20080820k0000e040014000c.html (魚拓)
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大澤真幸「世界の中心で神を呼ぶ――秋葉原事件をめぐって」
coleoの日記;浮游空間に秋葉原事件についての大澤真幸メモを公開しました。今朝のNHK「日曜討論」で識者が秋葉原事件をテーマに議論していました。さて、大澤の解釈はどうでしょうか。
秋葉原の事件が起きて、少なくない論者が事件の解釈を試みている。 この人ならば事件をどのように論じるのか、聞いてみたいと私が思っていた大澤真幸が「世界の中心で神を呼ぶ-秋葉原事件をめぐって」という論考を発表している(*1)。この論考から抜書きし、書き留めメモる。 論考はつぎの6つの部分からなっている。
論考の第一で大澤がのべるのは、この章の表題にある美少女ゲーム「CROSS+CHANNEL」を当事件が連想させることである。大澤は、ゲームの主人公・黒須太一につきまとう殺人衝動に、秋葉原事件のKを無差別殺人に導いた欲望と重ね合わせ対応させている。(続く) |
http://www.yosensha.co.jp/products/9784862483157/
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お知らせ08年5月 ― カミキリの浮游空間日記
「カミキリの浮游空間日記」に以下の記事を公開しています。
お知らせ08年4月② ― カミキリの浮游空間日記
お知らせ08年4月 ― カミキリの浮游空間日記
いよいよシーズンに入ります。今年は観察の機会が来るのでしょうか?!
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滝川介護タクシー事件で生活保護が削減される…
今月のはじめに、元組員が介護タクシーをつかって滝川市から札幌市まで通院したようにみせかけ、多額の移送費を受け取っていたという事件が報道されました。不正に受給した金額の余りに多額なことに驚いた人も多いでしょう。
厚労省はこの事例をたてにとって、新たに動きはじめました。生活保護受給者を制限しようというものです。
この厚労省の対応は、一つの特異な事例を口実にして、生活保護を受けている人たちの、医療を受ける権利を事実上奪うものだと私は理解します。
以下のエントリーでこの問題を扱いました。
coleoの日記;浮游空間 滝川介護タクシー事件と生活保護
新医療制度に対する疑問
この4月から新しい医療制度がはじまります。
後期高齢者医療制度というもの。後期というのですから、前期もあります。
後期高齢者は75歳以上の方をそうよぶ。前期は、65歳以上75歳未満の者。
この後期高齢者だけを一くくりにした制度がスタートするのです。
少し中身をみると、とんでもない問題がありそうです。
たとえば、エントリーでも指摘しましたが、この制度の保険料は個人一人ひとりが支払うことになります。収入がない人も応益割(均等割)は払わないといけません。そして、滞納者にはペナルティが準備されている(各県ごとの保険料一覧)。
制度的な欠陥がしばしば指摘されています。
下記のエントリーでそれをまとめてみました。
coleoの日記;浮游空間 新医療制度は撤回したほうがよい。
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お知らせ ― カミキリの浮游空間日記
しばらく更新の間隔をあけていました。シーズンも間近に迫ってきました。昨年はゴールデンウィーク以後、まったく機会がありませんでした。今年は、ボチボチやっていきます?
どうぞよろしく。
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自己責任論を捨てよ。
この点について言及した(参照)。
エントリーでは、国民健康保険を滞納した者がどのような受診行動をとるのか、それを調査データにもとづいて紹介した。
調査によれば、保険証の代わりに資格証明書を交付された人が受診する頻度は、一般の人の2%未満と極めて低い。
データはある意味で冷酷である。一般の2%に満たないというわけだから、ちがいは歴然としている。
データの裏側にあるのは、滞納しているという「後ろめたさ」、精神的抑圧と、深刻なほどの自己責任の意識だろう。
「身から出た錆」という感覚や人に頼ってはいけないという意識が寸分でもあれば、何とかして今から逃れでてみようという意思が働くわけである。
こんな状態を、湯浅誠は、「自助努力の過剰」とよんでいる。
過剰なまでの自己責任論の受容がそこにあるということになる。
しかし、こうした自己責任論の蔓延は、たとえば国保料滞納という現象に特有のものではもちろんない。
こんな記事がある。
妊娠中の定期的な健診である妊婦健診を受けないまま、出産のため医療機関を突然訪れる未受診妊婦の飛び込み出産が全国で増加傾向にある。 未受診妊婦の存在は、昨年8月に奈良県の妊婦が救急搬送中に死産した問題でクローズアップされた。その後、全国各地で妊婦の救急搬送の受け入れ不能が明らかになった。背景には、未受診妊婦側が救急搬送を依頼しても、母体や胎児の状態がわからないとして、病院側が受け入れを敬遠する構図がある。 読売新聞が今年1月、高度な産科医療機能を持つ全国の医療機関を対象に行った調査では、67施設から回答があり、昨年1年間に301人の未受診妊婦の飛び込み出産があった。「以前よりも未受診妊婦が増えた」とする医療機関は、回答した67か所中、20か所あった。 妊婦が未受診のまま飛び込み出産に至る要因は、貧困と情報・知識の不足にある。 読売新聞の調査では、妊婦が未受診になった理由は「経済困窮」が最も多く、146人いた。また107人が未婚者だった。 飛び込み出産の増加 貧困と知識不足 健診の公費負担拡充を |
つまり、飛び込み出産も、まさに湯浅のいう「自助努力の過剰」の表れである。もちろん記事が指摘するように、情報や知識の不足はある。
だが、貧困は、今の時代も一昔前と変わらず、頼ってはいけない、強い人間になれ、というもう一人の自分をあらゆる場面に登場させる。そして思い込むのである。
もう一人の自分に駆り立てられ、それに従おうと必死になる。けれど、もとより、人に頼らずに、強い人間になれるような条件になかったから、今の自分があるわけだから、そんな思いも費えてしまう。
飛び込み出産は、たとえばその結果である。
しかし。
こうした事例を見聞きするたびに、自己管理能力の欠如、自助努力のなさ、さらにはだらしい、あるいは弱い人間などという言葉を選び取って、彼らに投げつけてきたのではないか。
そんな言葉を選択し、投げつけなければならないという観念から、私たちは自身を解放しなければならない。
そして、貧困にある者もまた、自立しよう、しようという強迫観念から解放されなければならない。
日本ではこの間、自己責任論がふりまかれてきた。けれど、これを解き放って、またはそうしてこそ、はじめて医療、福祉というものを私たちの方に手繰り寄せることができるといえそうである。
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coleoの日記;浮游空間に同文を掲載しています。
橋下発言で蘇るもの。
『世界』2月号「医療崩壊をくい止める」の感想
coleoの日記;浮游空間 『世界』2月号-医療崩壊を特集
『対談のテーマである崩壊をくい止めるにはどうしたらよいのか。 出月氏は、病院の財政がなぜ成り立たないのかを考えると、いちばんの根本は診療報酬の決め方が悪いからだという。その上で、医療や教育は大事な社会的共通資本だという宇沢氏の理解に即していえば、そこにどれだけお金がかかってもいいという考えにわれわれが立てるかという問題になる。むろん現実の財政問題もふくめて条件整備が前提となるが、医療と教育に多くの人が従事しうる体制をどう国民が保障するのか、ということがなかでも焦点となる。もちろんそれは新自由主義的な改革とは真っ向から対立する。 宇沢氏のいう大勢の子供たちが医療と教育という分野を職業として選ぶような雰囲気を一つの大きな流れにしていくための国民的な議論は、横に置いてよいものではない。現状を直視すれば、火急の課題ということになる。 |
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混合診療;全面解禁見送り。だけど…
政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は25日、第2次答申を決定し、求めていた焦点の混合診療の全面解禁を見送り、既存制度の拡充を求めるにとどまったそうです。しかし、すでに昨年10月から保険外併用療養費という制度ができていて、混合診療全面解禁にむけて条件は整備されていると思います。
これに関して、「coleoの日記;浮游空間」に以下を公開しました。
混合診療全面解禁見送りだが。条件づくりは終わっている。
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【関連エントリー】
混合診療解禁と松井道夫氏の言説。
最近の「カミキリの浮游空間日記」(5月11日)
歯ぎしりするGW-大分・熊本・宮崎(5月9日)
黄色の宝石(5月3日)
カミキリの浮游空間日記;最近の記事(4月30日)
「カミキリの浮游空間日記」に以下の記事を公開しています。
カミキリの護身術(4月30日)
どこでカミキリに出会うことができるか(4月27日)
白い花にはカミキリが・・・(4月25日)
カミキリの浮游空間日記;最近の記事(4月25日)
「カミキリの浮游空間日記」に以下の記事を公開しています。
ピドニアという一群(4月23日)
小道具その2(4月21日)
小道具紹介(4月19日)
ヒゲナガコバネの第一印象(4月18日)
オニグルミノキモンの仲間たち(4月17日)
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