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菅第二次内閣の色って?
久しぶりの更新とあいなりました。当分はこの程度の更新でいくつもりです。ご了承ください。
民主党党首選で菅直人が再選されました。投票日が近づくにつれ、マスコミはほぼオザワに厳しい姿勢でした。このことは、国会内での支持がどうやら拮抗しているという状況が一方で伝えられる中では、大きな意味をもちます。党員・サポーターの支持が勝敗を決することになるからです。その結果(もあって)、党員・サポーター票では菅がオザワを圧倒した。しょせん菅とオザワが選挙をたたかったといっても、両者の政策的な立場について、党内でも、報道でも、深まることはなかった。マスメディアが伝えるのは、せいぜいこれまでの自民党の党首選と同様、支持者の集会をかけまわり、やあやあといって握手し、頼むよといってその場を去っていく、その水準のものでした。もっとも、この2人の間に本質的な政策的な差異があるのかどうかは別の話でしょう。
内閣がどんな顔ぶれか、毎度のことながらメディアがそろって紹介しています。顔ぶれから、オザワ色排除内閣だといわれています。菅自身も、終わればノーサイドみたいなことを語っていたことからすると、言行不一致といえるのでしょう。党内からも、たとえばこんな意見がある。
「何が挙党一致か」 菅改造内閣に岩手県選出議員反発 |
はっきりしたのは、消費税増税を推進する立場、それに普天間基地問題に象徴されるような親米路線です。選挙戦の最中に、機をみるに敏なオザワが基地(沖縄)県内移転問題で県民、国民の支持と関心を奪おうとしたのも、この裏返しの表現です。
この重要な二つの問題で、日頃、日和見的な言動がうずまく民主党内は、少なくとも磐石とはいえない。沖縄県知事選がひかえていますが、県民の意思は多少のことで動きそうもないわけですから、政権と国民のずれは大きいといわざるをえません。内閣の姿勢は次の発言に端的にしめされています。かねてからの県内移転推進主張者・岡田克也がこうのべています。
外相の離任会見では、外相として普天間移設問題への対応には「鳩山さんが(県外移設を)強調したからではなく、今まで抑えられてきたものが政権交代をきっかけにより強くなって、非常に対応が難しい問題だった」と振り返った。自身が掲げた嘉手納統合案については「県外(移設)はない、難しいと言って嘉手納統合も一例だと言った。県外はないとどこかで言わざるを得ず、反発はある程度想定して言った」と述べた。 「心残りは、普天間移設の問題がしっかりとした展望がないまま代わらざるを得ないことで、なお幹事長としてかかわっていきたい」と述べた。ただ「政策には口を挟まない」とし、政策の政府一元化も強調した。 |
つまり第二次内閣はスタートから難問を背負って進まざるをえない。党内の亀裂は、解消するか、深まるかかどちらかと問われれば、私は深まると答えるでしょう。消費税増税も、親米、いいかえれば日米軍事同盟にも親和的であったのが、これまでの民主党、さらには自民党政権でした。
だとすると、菅内閣もまた、これら古い政治の枠組のなかにある。これが鮮やかに映しだされたということでしょう。(再開004)
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盛り上がらない選挙戦。。
こんな発言もありました。が、菅の弱点をつくという意味でいえば一面をいいあてているのでしょうが、これまで当の民主党と連立を組んできた社民の党首・福島瑞穂がいうのでは、その値打ちもさがろうというもの。さらにいえば、菅の相手が真っ黒なオザワでは、そんな立場(であったはず)の彼女がこう語る意味を見出すのはしごく困難でしょう。
首相の政策は新自由主義的=社民党首 社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、菅直人首相が民主党代表選で掲げた政策について「新自由主義的な色彩が出てきている。小泉構造改革との決別を(社民党などと)合意してからまだ1年もたっておらず、問題だ」と批判した。 |
問われるのは、菅の政策が新自由主義的でまずいと判断する一方で、ではオザワはどうかというイシューに福島はどう応えるのかということです。それを抜きにしては、ほとんど彼女の発言は意味をもちません。
私には、争う二人が繰り返しのべている挙党体制という言葉が気にかかります。一つの政党の党内の選挙(にすぎないはず)なのに、この国の行方を占うか、または決めるかのよう。
民主党内もしかし、イラ菅も、オザワも、どちらも胸を張って押し出すという雰囲気ではどうもなさそうですが。。日本の不幸がここにもあるようです。(再開003)
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