【露草 ~ 青い瞳】
【ボッグセージ】
「月夜に眠るなんて、時間が勿体ないと いつも考えているのですけれどね・・・ でも、早く目を覚ましてお化けの森から 射し染める明け方の微かな光を 見る事にしましょう。 空は珊瑚色になり、 駒鳥が気どって歩き回る事でしょうよ・・・ 多分小さな灰色の雀が窓敷居に 止まるかも知れないし、 金色や紫の三色菫も見られるでしょうよ・・・」 【「炉辺荘のアン」 第35章】 |
昨日とほぼ同様の空になりました。
昨夕の天気予報では今日の方がお天気、
安定しないなんて言っていたのではなかったかしら・・?
まるでその気配はありません。
どこまでも淡い水色の空と、ふわふわの白い雲。
案の定、曇りマークは真っ赤なお天気マークに。
尤も予報自体、刻々と変わっていますものね。
そう言えば先日、耳にした蝉(せみ)の鳴き声。
あれ以来、一度もその声を聞きません。
蝉の抜け殻は今朝も見たのですが・・。
でも、心配する必要などありませんね。
そのうちイヤと言うほど聞くでしょうから。
【もう一つの紫陽花】
さて私は結構、
早起きなのですが、
既に夏の空は、
完全に明けています。
少なくとも夜の短い
夏の間は、アン のように
月夜や明方の空を
楽しむ事は出来ません。
そうそう、今年は未だに
三色菫が咲いています。
『アンの世界』 では
夏でも咲く三色菫。
こんな小さな事でも
『アンの世界』 との
共通点が嬉しくて。
とは言え、夏の朝の
楽しみは日本では
朝顔でしょう。
早起きして大好きな
青い朝顔を見るのが楽しみです。一日の元気を貰います。
ただ、西洋朝顔はその時間は、まだ蕾を閉じています。
ちょっぴり、お寝坊さんのようですね。
尤も日本朝顔と違って、一日中咲いているのですから
仕方ないのかも知れません。
ところで今日も、アンティークブルーの縋(すが)れた紫陽花を。
昨日も記しましたが、紫陽花は梅雨時だけのものではありませんね。
これからも、秋色になるまで・・ずっと楽しめそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます