【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇は何でも知っている

2015-09-16 18:13:58 | 薔薇の追憶

















 「クレオパトラは、ローマの英雄
アンドリウスが来た時、
香り高い薔薇の花びらを床に敷き詰めて、
迎えたと言うわ。アンドリウスは感激して、
自分が死んだら、薔薇で覆って欲しいと、
クレオパトラに言ったのは有名な話よ。
古代ローマ人にとって、薔薇は、
贅沢と繁栄と愛のシンボルだったの」                    
             【山村美沙作 「薔薇のアリバイ」】








   予報通り、崩れた空。
  しかしながら、たいした雨ではありません。

   相変わらず降ったりやんだり。
  最近の雨はこんな雨が多いです。
  尤も、土砂降りの雨よりはいいですけれど。





   さて、先日の
  「気難しい薔薇」
  は、未だに蕾のまま。

   その前に・・
  真紅の薔薇が開花。

   少々、花びらが
  傷んでいますが。

   それにしても、
  何とほっそりして
  優雅な姿なのでしょう。

   とりわけ
  ペチュニアなどの
  背丈の低い花を
  見慣れた目には
  新鮮です。

   ところで本を処分
  する前に、せめて
  読んでから・・
  と、コツコツ励んで
  いる事は先日も記しました。

   積んどく状態だった未読本のつもりが、
  中には読んでいても、すっかり忘れているものも。

   とは言え、既読本も視点が変われば、
  新たな発見がありますね。

   ストーリーも然(さ)る事ながら、再読は、
  こういう楽しみもある事に気付かされます。

   今は、山村美沙の短編集を読んでいるのですが、
  その中の一つ、「薔薇のアリバイ」 から。

   山村美沙に、こんな薔薇を題材にした、
  ミステリーがあったなんて。

   今日の傷んだ薔薇も、傷んでいるからこそ?
  ミステリアスな薔薇に見えない事もありません。
  薔薇は、ミステリーにも殊の外、合いますね。


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