【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

華麗な花 VS 可憐な花

2012-05-30 17:06:28 | 薔薇の追憶







        【小さい瞳は】  ハイネ(1797~1856)

小さい瞳は青菫あおすみれ
可愛い頬は紅薔薇べにそうび
あどけない手は白小百合しろさゆり
その花の色変わらねど
その心根はひからびた                 
                   【ハイネ詩集より】


   昨日は雷で大変な1日
  でしたが、今日は晴れ。
  
   しかも昨日のような
  お天気の崩れもなさそうです。

   しかしながら起床時には、
  木々や草花が濡れていましたから
  一雨、来たのでしょうね。

   お陰様で空気はピカピカ ~
  そして又々、ヒンヤリです。

   「1度はしまったのに、
  再びカーディーガンを
  取り出したのよ」
  
   ~とは、お隣の奥様。
  私も例の 【レースのカーディーガン】
  を羽織っています。

   本当に今年はいつまで
  経っても肌寒くて。
  
   この時期になっても、
  湯たんぽが手離せない私。
  ちょっぴり気になっていましたが、どうやら私だけではなかったようです。

   さて、こんな巷(ちまた)の話題など、どこ吹く風・・とばかり、
  相変わらずの凛々しい姿を見せてくれているのは気高く誇り高い薔薇たち。

   そう言えば、バニラ色の・・所謂(いわゆる)リラ版 「白い貴婦人」 は、
  ひとまず終了。尤も他に先駆け、いち早く咲いたのですものね。
  「お疲れ様」 とねぎらいたいです。

   そうそう、虫に食われてしまったのか・・?  
  こんな突然変異的な色の向抜けた薔薇も。斑(まだら)な色になっています。



【「長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)」】


【「赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)」】


   ところで 【先日】 も述べましたが、我庭の野の花。
  華奢(きゃしゃ)な身体を風に揺らしながら、
  ひっそり佇んでいるのは、「赤花夕化粧」。

   一方、その花姿からは想像出来ない程、
  凄まじい勢いで繁殖しているのは、「長実雛罌粟」。

   “いっそ、抜いてしまおうか・・” と、何度思った事でしょう。
  でも、この楚々とした佇まい。訴えかけるような瞳に出会いますと・・
  ついつい躊躇(ちゅうちょ)してしまう私がいます。

   いえいえ、騙(だま)されてはいけません。
  ~なんて。当分、このまま様子を見てみます。


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